三菱電機、次世代の運転支援技術を集約したコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」を東京ショーに出展

2015年10月8日 19:06

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コンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」外観図(三菱電機の発表資料より)

コンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」外観図(三菱電機の発表資料より)[写真拡大]

  • 「EMIRAI3 xDAS」の車内インテリア(三菱電機の発表資料より)

 三菱電機は8日、次世代の運転支援技術を搭載したコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS(イーミライスリーエックスダス)」を開発し、28日から東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展すると発表した。

 「EMIRAI3 xDAS」は、速度メーター部とセンターディスプレイ部に、複数の液晶パネルを貼り合わせた新開発の「マルチボンディングディスプレイ」を搭載することで、インテリアに調和しながら高い視認性・操作性を実現したという。

 また、手元を見ない操作と重ね書き可能な手書き入力で操作中の視線移動を低減し、安全運転に寄与するという。10m以上離れた位置を立体的に表示できる新開発の「3D-HUD(スリーディーヘッドアップディスプレイ)」も、運転の快適性や安全性を向上させているという。

 そのほか、車内カメラや非接触の心拍検出装置やドライバーの挙動からドライバーの運転状況を把握・予測し、安全運転支援や先読み支援を行なう機能、テレマティクス技術を用いたクラウド連携で、安全・快適な運転を支援する機能なども備える。

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