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三菱重工と三菱日立パワーシステムズ、長崎の造船所などを再編
三菱重工業と三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は23日、それぞれ長崎造船所と長崎工場を再編する方針を決定したと発表した。防衛・宇宙、火力発電設備関連の製品ごとに製造場所を集約して生産性向上を図ることにより、技術やコスト、効率などの面で国際競争力を強化していくのが狙い。2017年度末の再編完了を予定している。
三菱重工の長崎造船所は、防衛省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)向け特殊機械事業を集約し、製造基盤を強化するとともに、厳格な情報保全体制を構築する。
一方、MHPSの長崎工場は、飽の浦地区、香焼地区、幸町地区に分散する蒸気タービン製造部門とボイラー製造部門の機能を、それぞれ一つの場所に集約することにより、工場運営のスピード化・効率化を推進する。
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