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アトラスV用ロケットエンジンをAmazon創設者の宇宙ベンチャーが開発へ
AnamesonCraft 曰く、 米ロッキード・マーティンのアトラスVロケットでは、第一段ロケットのエンジンにロシア製の「RD-180」を使用している。しかし、現在米露関係は悪化しており、今後このエンジンの調達が難しくなる可能性がある。そこで、米ベンチャー企業Blue Originが新たにこれに代わるロケットエンジン「BE-4」を開発することを発表した(sorae.jp)。Blue Originは米Amazon.comの創設者であるHeff Bezos氏が立ち上げた企業。
開発されたエンジンはロッキード・マーティンとボーイングが合弁で立ち上げたロケットの打ち上げ事業者であるユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)に提供される。開発資金はULAが提供するとのことだ。
BE-4は液化天然ガス(LNG)と液体酸素を推進剤とし、酸素リッチの二段燃焼サイクルを採用。推力は海面上で550klbf(約2.45MN)で、アトラスVなどへは2基クラスター化して使用するという。また、完全米国製であることも特長とされているが、現状では酸素リッチの二段燃焼サイクルはロシアの高度な冶金工学によって実現されており、そのあたりの技術がブルーオリジンによる米国製のものであるのか、あるいはロシアから購入したものであるのかは不明である。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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