株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(8)

2026年10月26日 09:18

印刷

記事提供元:フィスコ

*09:18JST 株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(8)
トリプルアイズ<5026>

こちらは、当第3四半期までの財務諸表をまとめた表になります。ここで投資家の皆様へ、当社の財務健全性、特にキャッシュポジションについてご説明させていただきます。

今回の子会社譲渡に伴い、財務基盤や今後の資金繰りへの影響をご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、その点につきましては、十分な安全性が担保されている状態です。

これまでインフラ事業に必要だった投資や、市況の波に左右される心配が少なくなりますので、手元の資金をより安全に守ることができるようになりますし、売却後も次の成長に向けて自由に使える資金も十分に手元に残る見込みです。

当社は今後におきましても、この安定した財務基盤を背景に、当社のコアである『AIソリューション事業』と高いシナジーが見込める案件については、引き続きM&A戦略を積極的に推進してまいります。

単なる規模拡大ではなく、今回のBEX社のように、技術やドメインを強化し、さらなる収益の向上を加速させる『戦略的なM&A』は、今後も重要な成長レバーとして推進していく方針です。

セグメント別のサマリーになります。詳細に関して説明した通りでございます。

それでは、全体のまとめに入らせていただきます。

最後に、当社の創業期から現在に至るまでの、長期的な売上高および営業利益の推移についてご説明いたします。

当社は2008年の創業以来、AIZEのサービスローンチ、東証グロース市場への上場、そしてゼロフィールド社やBEX社のグループインなどを経て、売上規模を右肩上がりで力強く拡大させてまいりました。そして一番右側にございます当期、2026年8月期におきましては、私、片渕が新たに社長に就任し、新体制でのスタートを切った年でもありました。その結果として、冒頭からお伝えしております通り、売上高57億2,200万円、営業利益1億7,000万円という、過去最高の実績で着地することができました。

過去の当社の歴史は、M&Aを含めて『いかに売上規模を拡大し、市場でのポジションを確立するか』というフェーズでした。しかし当期は、当社にとって『ただ規模を追うフェーズから、確固たる利益を創出する筋肉質な体質へ転換する』という、第二の創業期とも言える極めて重要なターニングポイントとなりました。その証明が、この右端の力強い利益のV字回復に表れております。

今回方針として掲げたゼロフィールド社の株式譲渡は、外部環境に振り回されない強い経営基盤をつくり、私たちがこの先も安定して持続的な成長を遂げていくための、とても前向きな経営決断です。私たちの本業である『AIソリューション事業』は、すでに利益成長軌道に乗っており、事業ポートフォリオの再編により、これまでを上回る利益成長を実現できると確信しております。

今後は、さらに強化された資金力とリソースのすべてを武器に変え、本日お話しいたしました『AI社会実装ストーリー』を、デバイス・産業・人材の3つの領域で、ここからさらにスピードを上げて力強くカタチにしてまいります。日本の、そして世界のAI社会実装をリードし、非連続な成長と企業価値向上を実現していく『新生トリプルアイズ』のこれからの飛躍に、株主・投資家の皆様には引き続き力強いご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

本日はお忙しい中、当社の決算説明会をご清聴いただき、誠にありがとうございました。《MY》