SEOを行うのはなぜ!? 答えは「検索エンジン」が未だに「能力不足」だから AIに期待

2020年8月12日 18:25

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 現代のネット社会で情報を手に入れようとすれば、当然にインターネットからとなる。そこで威力を発揮しているのが「検索エンジン」だ。

 グーグルを始めとする検索エンジンのプログラムが、膨大なネット上のサイトを調べまわりインデックスにしている。その中から検索語句にふさわしいページを表示してくれる。しかし問題は、簡易とも言えるその機能で、必ずしも有益な順に表示されるわけでもない。つまり、あまり適格とは言えないのだ。

 RankBrainなど曖昧な部分を残していても、ユーザーが指定した検索語句に近い内容も同時に検索してくれる。かなり「利口」になってはきている。AIが使われることで、語句だけでなく内容を精査する機能も加え始められた。検索エンジンのもう1つの面は、「ならば検索エンジンのクセに合わせて文章を作ろう」となったSEO(検索エンジン最適化)だ。

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 そのため、

 質問【1】:SEO対策を行う理由は?

 回答【1】:検索エンジンが「能力不足」だから。

 となる。

 SEOを行う理由は、もちろん検索上位に入るためだ。「検索1ページ目になければ、存在しないと同じ」と言われるほどなのだ。だから、検索エンジンに文章を合わせて作ってしまう。

 検索エンジンは既にAIを導入している。だがIには学習が必要で、それは未だに不十分である。よって、真に人類に有益な情報が未だ上位にはない可能性、つまり「能力不足」である可能性がある。

 検索エンジンの目的も、もちろんユーザーに有益な情報を届けるところにあることは、グーグルも述べているところではある。だが、実際には必ずしもそこまで到達していないと言えるのだ。

 SEOの目的も本来は、ユーザーに有益なコンテンツを届けることである。つまりは「良い文章作成」を追求することだ。

 では、

 質問【2】;なぜ「検索エンジン」は「能力不足」なのか?

 回答【2】:文章の理解は難しいから。

 つまり、検索エンジンには現状では未だ「本当に良い文章」が分からないのだ。人間であっても困難な問題だ。

 現在のSEOに対する評価をしてみると、多くのサイトの編集者が「内容よりも検索エンジンでの上位表示を重視している」ため、どうしようもない文章となっているケースが見られる。例えば、SEOを説明しているSEO済み文章ほど、意味の分からい内容となっている場合が多い。

 「高いレベルでSEO」すれば、「内容のレベルが下がる」傾向が見えてくる。それは検索エンジンが文章を読むレベルが低いことを証明している。つまり、「能力不足な検索エンジン」に合わせると「能力不足な文章になる」のは当然となる。

 これは困ったことだが、AIが進歩して「知識人たる人間」が読む基準に近いレベルに到達する日は近いはずだ。そうすれば、SEOと文章のレベルの基準が一致し始め、真に『人類にとって有益な文章』がトップにランクされる?のだろう。現状では、「内容が優先、次にSEO」と行動基準を決めておくことが重要だ。

 ついでに言い添えるなら、「読みやすい文章が価値ある文章とは限らない」、「知識人が良い文章と判断しているからと言って人類に価値ある文章とは限らない」ことだ。人間にとっても難しい役割である「文章の価値判断」を、「検索エンジンに任せることが間違っている」のであろう。人間がAIの補佐を受け、努力すべき問題なのではないか。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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