FASTプロジェクト推進会社「Starlight Engine社」に出資

プレスリリース発表元企業:フジクラ

配信日時: 2026-07-15 13:53:20



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56990/196/56990-196-699ff20555c1abe661cf45591442d797-1500x595.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 株式会社フジクラ(代表取締役社長CEO:岡田直樹)は、このたび、2030年代のフュージョン(核融合)エネルギーによる発電実証を目指す民間主導の産学連携プロジェクト「FAST(Fusion by
Advanced Superconducting Tokamak)」(以下「FASTプロジェクト」)の推進およびその先の社会実装を目指すStarlight Engine株式会社(以下「Starlight Engine社」)に出資しました。

1. Starlight Engine社について
Starlight Engine社は、世界的なフュージョンエネルギー関連スタートアップである京都フュージョニアリング株式会社のグループ会社として、2025年4月に設立されました。FASTプロジェクト全体の統括を担うとともに、商用プラントの実現を見据えた技術開発・ビジネス開発、資金調達、立地選定、サプライチェーン構築など、多岐にわたる取り組みを推進しています。
2. フュージョンエネルギーについて
フュージョンエネルギーとは、太陽で起こっているように、軽い原子核同士(重水素、三重水素)が融合して別の原子核(ヘリウム)に変わる際に放出されるエネルギーのことです。燃料1グラムで、石油8トンを燃やしたときと同等のエネルギーを生み出すことができるとされています。
燃料は海水から取り出すことができ、フュージョンエネルギーを用いた発電の過程では二酸化炭素
(CO2)を排出しません。このため、地球温暖化をはじめとする環境問題への解決策として注目され、カーボンニュートラル社会の実現に向けて重要な役割を果たすものと期待されています。
3. 出資の目的
フジクラは、Starlight Engine社が推進するFASTプロジェクトを、フュージョンエネルギーの社会実装に向けた重要な取り組みと捉えています。フジクラの高温超電導線材(※1)は、フュージョンエネルギーに必要なプラズマを閉じ込め、制御するための高温超電導マグネットに用いられます。
フジクラは、長年培ってきた高温超電導線材に関する技術・知見と、国内外のフュージョンエネルギー関連プロジェクトへの線材供給実績を活かし、今回の出資を通じてFASTプロジェクトの推進に貢献してまいります。

 フジクラは、今後も環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給の実現に向けてさらなるイノベーションを追求し、社会の発展に貢献してまいります。
Starlight Engine社 会社概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/56990/table/196_1_47bce4b25e31ace4e0ccee20db2902f1.jpg?v=202607151545 ]
※1高温超電導線材
ある温度以下になると電気抵抗がゼロになる現象を超電導といいます。
液体ヘリウム(沸点:-269℃)を用いて冷却する低温超電導(金属系超電導)と、液体窒素温度(沸点:-196℃)でも超電導を示す高温超電導(酸化物系超電導)があります。
フジクラは30年以上にわたり高温超電導線材の開発に取り組み、この分野で世界をリードしてきました。
フジクラが研究開発しているのはレアアース系高温超電導線材です。ニッケル基合金などのテープ状金属基板上に、中間層を介してレアアース等からなる酸化物超電導材料を結晶成長させながら成膜した線材で、超高磁場中でも高い特性を示します。将来の次世代超電導機器の実現に向けて普及が期待されています。
フジクラは、日米欧を中心に開発が進められているフュージョンエネルギー開発プロジェクトに向けて高温超電導線材を世界中に提供するとともに、その生産能力を拡大しています。

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