Bose QuietComfortが米国で169.99ドル、第2世代は199ドルに

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Boseのノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort Headphones」の新旧モデルが、米国で値下がりしている。The Vergeが2026年11月4日に報じた価格は、2023年発売モデルが169.99ドル(約2万6900円)、2026年発売の第2世代が199ドル(約3万1400円)だ。約30ドルの差で、空間オーディオやUSB-C音声入力などの追加機能を選べる状況となっている。
■米国のセール価格と日本での販売情報
The Vergeによると、11月4日時点では米Amazon、Best Buy、Bose公式ストアで、第1世代が169.99ドル(約2万6900円)、第2世代が199ドル(約3万1400円)で販売されていた。第1世代は359ドル(約5万6700円)という比較対象価格から約190ドル、約53%の値引きとなる。
これに先立ち、TechRadarは11月2日、第1世代が米Amazonで169ドル(約2万6700円)、第2世代が219ドル(約3万4600円)になったと報じていた。ブラックフライデーを前に販売価格が動いており、購入時にはカラーや販売店ごとの価格を確認したい。
第1世代は、米国では2023年9月21日に349ドル(約5万5100円)で発売された製品だ。Tom's Guideが2026年10月6日に紹介した価格履歴では、2025年のブラックフライデー前後に159ドル(約2万5100円)まで下がった例がある。同媒体は169ドル(約2万6700円)で買える第1世代を、価格重視の選択肢として評価していた。
日本では第1世代が2023年10月19日に発売され、第2世代は2026年8月20日に税込46,200円で発売された。2026年11月5日の確認時点で、Boseの国内公式サイトは第2世代を46,200円、第1世代のホワイトスモークを40,810円と表示している。国内で選ぶ場合は、日本の販売価格と追加機能を照らし合わせることになる。
■共通する基本性能と、第2世代の追加機能
両モデルとも、Bose公称のバッテリー持続時間は最大24時間で、USB-C充電と2台同時のBluetoothマルチポイント接続に対応する。パソコンとスマートフォンへの接続を維持でき、作業中に電話を受ける用途にも使いやすい。
Tom's Guideによると、両世代は40mmダイナミックドライバーを搭載し、低音に厚みを持たせた音作りを採用している。同媒体は、両モデルとも装着検知を備えていないと指摘している。ヘッドホンを外す際には、再生や電源を自分で操作する必要がある。
第2世代の目立つ追加機能が、Bose TrueSpatialテクノロジーによる「イマーシブオーディオ」だ。Boseによると、音が頭の外側から聞こえるような広がりを作り、静止、移動、シネマの3モードを利用できる。シネマモードは、セリフを正面中央に保ちながら背景音を広げる設計となっている。
有線接続も進化した。第1世代には音源側3.5mm、ヘッドホン側2.5mmのオーディオケーブルが付属する。第2世代にはUSB-C対USB-CとUSB-C対3.5mmのケーブルが付属し、対応機器とのUSB-C接続では最大24bit/48kHzのロスレス音声入力と、再生中の充電に対応する。
Bluetoothは第1世代が5.1、第2世代が5.4だ。第2世代には2026年10月20日のファームウェア更新で、対応Android・Windows機器向けのBluetooth LE Audioがベータ版として追加された。第2世代の最大24時間という駆動時間はイマーシブオーディオをオフにした場合で、オンでは最大18時間となる。
Boseは第2世代でANC性能を改良したとしている。アウェアモードではActiveSenseが大きな周囲音に応じてノイズキャンセリングを調整し、ANCを完全にオフにする設定も加わった。イヤーカップとヘッドバンドのデザインも刷新され、同社によると通話時の音声収音性能も向上している。
■ANCの仕組みと、使い分けられるモード
QuietComfortは、イヤーカップの内外に配置したマイクを使うANCと、イヤークッションなどによる物理的な遮音を組み合わせている。Boseの説明では、マイクで周囲の騒音を測定し、それを打ち消す逆位相の信号を生成する。
外側のマイクで騒音を捉えるフィードフォワード方式と、内側のマイクで耳元の音を捉えるフィードバック方式を組み合わせるのが、ハイブリッドANCの基本構造だ。騒音を打ち消す電子制御と、イヤーカップの密着による遮音が、周囲の音を抑えるために働く。ANCは一般に、航空機や電車、空調などの低い持続音を抑える用途に適している。
第1世代には、最大限に騒音を抑えるクワイエットモードと、外部マイクで周囲の音を取り込むアウェアモードがある。Boseアプリでは最大2つのカスタムモードを作成でき、環境に合わせてノイズコントロールを設定できる。
風のある屋外では、カスタムモードのウィンドブロックを利用できる。マイクに風が当たって生じるノイズを抑えるための機能で、移動中などに使い分けられる。第1世代の重さは約240gで、折りたたみ式の本体とキャリーケースは持ち運びにも適している。
■ゲーム用途と競合モデルも比較する
Notebookcheckは2026年1月公開の記事で、第1世代のBluetooth音声遅延を183ミリ秒と紹介している。Boseも、動作と音の同期を重視するゲームではずれが生じる場合があると案内している。第1世代はaptX Adaptiveに対応しておらず、ゲームで使う場合は有線接続が選択肢となる。電池切れでも有線で再生できるが、その際はANCと音質補正が停止する。
米国の競合価格では、PCWorldが2026年11月3日にソニーの「WH-1000XM6」を米Amazonで378ドル(約5万9700円)と報じた。1世代前の「WH-1000XM5」は、SoundGuysが同年9月2日に198ドル(約3万1300円)での販売を紹介している。日本のソニーストアでは、11月5日の確認時点でWH-1000XM6が税込59,400円と表示されている。
Appleの「AirPods Max 2」は2026年4月に発売され、H2チップによるANCやApple製品との連携機能を備える。Macworldは同年10月、米Amazonで429ドル(約6万7800円)、過去のセールでは399ドル(約6万3000円)になったと報じた。日本での発売時価格は税込89,800円で、Boseの標準モデルより高い価格帯に位置する。
Boseの上位機種「QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」は2025年9月に登場し、耳の形状に合わせて音を調整するCustomTuneを搭載する。国内公式サイトの表示価格は、2026年11月5日の確認時点で税込59,400円だ。Notebookcheckが2026年1月公開の記事で紹介したRTINGSの遮音評価は、標準QuietComfortが9.0、Ultra第2世代が9.3だった。
通勤や出張、在宅勤務でANCと装着感を重視し、費用を抑えたいなら、第1世代は引き続き候補になる。一方、USB-Cでの音声入力、空間オーディオ、外音取り込み時の自動調整を使いたいなら、第2世代の追加機能が役立つ。実際の販売価格に加え、接続方法と普段使う機能で選ぶと判断しやすい。
元記事: Bose QuietComfort Headphones Fall to $169 Record Low: Which Generation to Buy
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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