クリーク・アンド・リバー社、グループ出資先オーガンテックがスイス企業とMOU、毛髪再生技術の欧州展開へ

2026年10月1日 12:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■他家毛包細胞由来の培養上清液で協業、GMP製造・臨床研究・事業化を検討

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は10月1日、C&RグループのC&R EVERLASTING STORYが出資するオーガンテックが、スイスのSwiss Bioscienceと毛髪再生技術の欧州での開発・事業化に向けた戦略的協業を検討する非拘束的基本合意書(MOU)を締結したと発表した。オーガンテックの毛髪再生に関する研究・技術基盤と、相手先が持つGMP製造基盤、臨床研究能力、欧州市場での事業基盤を組み合わせる。

 協業の第一段階では、オーガンテックが開発する他家毛包細胞由来の培養上清液に関する技術を対象に、ライセンスと技術移転の可能性を検討する。今後は、技術移転、適切なGMP環境下での製造、規制戦略、臨床研究、スイスを含む欧州市場での事業化について協議を進める。将来的なスイスでの臨床研究や技術移転を見据え、科学・技術・規制面からの予備的評価も順次開始する予定で、Swiss Bioscienceを欧州での優先的な戦略パートナーに位置付ける。

■GMP製造基盤と臨床開発力を活用、長期協業も視野

 Swiss Bioscienceはスイス・シュリーレンに拠点を置くバイオ医薬品企業で、Swissmedicの認可を受けたGMP施設を運営する。医薬品グレードの細胞由来製品の製造、加工、凍結保存に専門性を持ち、品質管理に加えて技術、規制、臨床開発まで支援する。両社は今回を関係構築の第一段階とし、オーガンテックの科学的・技術的知見とSwiss Bioscienceの製造・臨床開発基盤を組み合わせ、革新的な毛髪再生技術の欧州での将来的な開発・事業化に向けた基盤構築を目指す。さらに、より包括的かつ長期的な戦略的協業関係の可能性も検討する。

 オーガンテックは理化学研究所の研究成果を起点とするバイオテクノロジー企業で、器官再生研究を基盤に毛髪再生技術やBio-hybrid Toothの研究開発・事業化を進めている。今回のMOUは協業の方向性に関する現時点の意向を確認する非拘束的なもので、ライセンス、技術移転、製造、臨床開発、事業化などの具体的な取り決めは、今後の協議と両社間で別途締結する正式契約に基づいて決定する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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