Thermaltake、デュアルシステム対応「AX1000 TG」など14製品を9月11日に国内発売

2026年9月10日 23:56

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記事提供元:Tech Times

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Thermaltake製のフルタワー型PCケース「AX」シリーズ、専用拡張ユニット、水冷一体型CPUクーラー「AW」シリーズの計14製品が、2026年9月11日に国内発売される。販売は国内正規代理店のアスクが手掛け、デュアルシステムや大型マザーボード、複数のストレージ、拡張ユニットの増設などを必要とするワークステーションやハイエンドPCを主な対象とする。

■ワークステーション向けCPUに対応するAWシリーズ

AWシリーズは、360mmラジエーターを採用する「AW360 All-In-One Liquid Cooler System」と、420mmラジエーターを採用する「AW420 All-In-One Liquid Cooler System」の2製品で構成される。

対応CPUソケットは、Intel LGA4710/LGA4677とAMD sTR5/SP6。SP6は最大64コアのEPYC 8004シリーズ、sTR5はRyzen ThreadripperおよびRyzen Threadripper PRO向けに採用されている。LGA4677は第4世代および第5世代Xeonスケーラブル・プロセッサー、LGA4710はXeon 6の一部で使われるソケットである。

大型のCPUに合わせたニッケルめっき銅製ベースプレートを備え、ポンプはラジエーター側に内蔵する。ポンプには3相6極モーターを採用し、回転数は4000rpm。冷却ファンには、高い静圧を特徴とする「TOUGHFAN Pro」シリーズを組み合わせている。

AW360は120mmのTOUGHFAN 12 Proを3基搭載し、ラジエーターの寸法は396×120×27mm。ファン1基当たりの回転数は500~2000rpm、最大風量は70.8CFM、最大静圧は3.19mmH2O、ノイズレベルは22.6dBAとなる。

AW420は140mmのTOUGHFAN 14 Proを3基搭載する。ラジエーターの寸法は456×138.5×27mmで、ファン1基当たりの回転数は500~2000rpm、最大風量は119.6CFM、最大静圧は3.57mmH2O、ノイズレベルは31.6dBAである。

予想市場価格はいずれも税込みで、AW360が7万4980円前後、AW420が7万9980円前後となる。

■2台のシステムを収容できるAX1000 TG

「AX1000 TG」は、1台の筐体内に2台分のシステムを構築できる大型フルタワーケースである。マザーボードベースの両面にマザーボードを取り付ける構造を採用し、SSI-EEB、SSI-CEB、XL-ATX、E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXに対応する。

開発用と運用用など、用途の異なる2つの環境を1台のケースにまとめられる設計で、AI開発、仮想化、並列処理、コンテンツ制作といった複数システムを使い分ける用途が想定されている。

拡張スロットは各システム用に10本ずつ、合計20本を備える。ドライブは5.25インチを2台、3.5インチまたは2.5インチを最大24台搭載可能。グラフィックスカードはドライブケージ装着時で最大360mm、取り外した場合は最大630mmまで対応する。

冷却面では、120mmまたは140mmファンを最大29基搭載できる。水冷ラジエーターは上面に最大560mmサイズを2基、前面に最大360mmサイズを2基取り付けられる。ケースファンは付属しない。

別売りの専用拡張ユニット「AX200」をケースの上部または下部に重ねることで、電源ユニット、ストレージ、ファン、ラジエーターの搭載スペースを追加できる。AX200は上下両方への増設にも対応する。

AX1000 TGの外形寸法は幅489.6mm、高さ685mm、奥行き684mmで、重量は約31.8kg。予想市場価格は、ブラックモデルが税込み11万8000円前後、ホワイトの「Snow」が同11万9800円前後となる。

■AX700シリーズはAX100による増設に対応

「AX700 TG」と「AX700」は、1台のシステムを構築するフルタワーケースである。いずれもSSI-EEB、SSI-CEB、XL-ATX、E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXのマザーボードに対応する。

AX700 TGは強化ガラス製サイドパネルを備え、AX700はスチール製パネルを採用する。最大5枚のグラフィックスカード、最大18台の3.5インチまたは2.5インチドライブ、最大18基の120mmまたは140mmファンを搭載できる。

専用拡張ユニット「AX100」を上部または下部に取り付ければ、電源ユニットやストレージ、ファン、ラジエーターを追加できる。AX100は上面に最大560mmのラジエーターを搭載できるが、実際に利用できる構成はラジエーターやファンの厚さ、周辺部品との位置関係によって変わるため、組み立て前に各部の寸法を確認する必要がある。

予想市場価格はいずれも税込みで、AX700 TG BlackとAX700 Blackが各6万8800円前後、AX700 TG SnowとAX700 Snowが各6万9800円前後。AX100 Blackは2万8800円前後、AX100 Snowは2万9800円前後となる。

■背面コネクター型マザーボードに対応するAX500

「AX500」は、ハイエンドPCからワークステーションまでを対象とするフルタワーケースで、SSI-EEB、SSI-CEB、E-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXに対応する。

通常のマザーボードに加え、主要な電源端子や内部接続端子を基板背面側へ配置した背面コネクター型マザーボードも取り付けられる。対応するマザーボードの規格や端子位置は製品ごとに異なるため、購入前に個別の適合状況を確認する必要がある。

最大14基の120mmファンを搭載でき、ラジエーターは上面と右側面に最大420mmサイズを取り付けられる。グラフィックスカードは最大460mm、CPUクーラーは高さ最大180mmまで対応し、カードのたわみを抑えるGPUホルダーも備える。

予想市場価格は、AX500 Blackが税込み3万2800円前後、AX500 Snowが同3万3800円前後となる。

■拡張ユニットを含む計14製品を国内発売

AX1000 TG向けの「AX200」は、3.5インチまたは2.5インチドライブを最大16台、ATX電源ユニットを2台搭載できる。最大9基のファンに対応し、左右側面にはそれぞれ最大560mmのラジエーターを取り付けられる。予想市場価格はAX200 Blackが税込み4万8800円前後、AX200 Snowが同4万9800円前後である。

今回発売される14製品の内訳は、AX1000 TG、AX700 TG、AX700、AX500の各ブラック/Snowモデル計8製品、AX200とAX100の各ブラック/Snowモデル計4製品、AW360とAW420の計2製品。すべて2026年9月11日の発売を予定している。

大型ケースと専用拡張ユニットを組み合わせることで、導入時の構成を基礎に、ストレージ、電源、冷却機構を後から増設できる。特にAX1000 TGは2台分のシステムを収容できるため、複数のワークロードを物理的に分けながら、1台の筐体へ集約したい用途に適した製品となる。

元記事: Thermaltake Japan Launch: AX1000 Dual Tower and AW-Series AIOs Support SP6 Sockets

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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