Thermaltake「Arcus 380 TG ARGB」、3社の背面コネクタ型マザーボードに対応

2026年9月9日 16:29

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記事提供元:Tech Times

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Thermaltakeは2026年9月7日、ミドルタワー型PCケース「Arcus 380 TG ARGB」の製品情報を発表した。ASUS、MSI、GIGABYTEの背面コネクタ型マザーボードに対応し、前面から左側面に続く曲面強化ガラスと、標準搭載する5基のARGBファンを特徴とする。

日本向け公式サイトにもブラックとSnowの製品ページが掲載されている。ただし、2026年9月9日時点で日本での発売日や販売価格は明らかにされていない。

■3社の背面コネクタ型マザーボードに対応

Arcus 380 TG ARGBは、ASUS BTFシリーズ、MSI Project Zeroシリーズ、GIGABYTE Project Stealthシリーズの背面コネクタ型マザーボードに対応する。

背面コネクタ型マザーボードは、電源やUSB、ファン、フロントパネルなどの主要な接続端子を基板背面に配置する設計である。対応ケースでは、マザーボードトレーの開口部を通じて背面側から配線できるため、ガラス越しに見えるケース内部のケーブルを減らしやすい。

背面端子の配置はシリーズによって異なるため、利用するマザーボードとケースの組み合わせを事前に確認する必要がある。Arcus 380は、標準配置のATXマザーボードに加え、ASUS、MSI、GIGABYTEの対応する背面コネクタ型ATXおよびMicro-ATXマザーボードを装着できる設計となっている。

■前面から側面につながる曲面強化ガラス

外観上の大きな特徴は、前面から左側面を連続して覆う、厚さ4mmの曲面強化ガラスパネルである。前面と側面の境界に支柱を置かない構成により、PC内部を広い角度から見渡せるパノラマビューを形成する。

ケース内部はデュアルチャンバー構造で、電源ユニットや配線を主要部品とは別の空間に収められる。背面コネクタ型マザーボードと組み合わせれば、配線を目立たせず、ARGBファンやグラフィックスカードなどを見せる構成を作りやすい。

前面がガラスで覆われているため、冷却にはマザーボード側面、上面、底面、背面の通気経路を利用する。実際のCPUおよびGPU温度や騒音は、使用する部品、ファンの向き、回転数、室温などによって変わるため、市販品を用いた独立した検証が待たれる。

■Infinity ARGBファン5基を標準搭載

Arcus 380 TG ARGBは、120mm Infinity ARGB PWMファンを5基標準搭載する。マザーボード側面にはリバースブレード仕様のファン3基、ケース背面には通常仕様のファン2基を配置する。

リバースブレードファンは、一般的なファンとは羽根の形状と送風方向を反転させ、吸気用として配置した場合にも装飾性の高い面をケース内部へ向けやすくしたものだ。Arcus 380では、ガラス越しの見栄えを保ちながら、側面側の通気経路から空気を取り込む構成に利用できる。

いずれの標準搭載ファンもPWM制御に対応し、マザーボードなどから回転数を調整できる。Infinity ARGBの発光リングにより、ファンフレーム周囲をガラス越しに照らす。

ケース全体では最大11基の120mmファンを設置できる。マザーボード側面に3基、上面に3基、背面に2基、底面に3基という構成に対応する。上面には140mmファンを2基搭載することも可能である。

■最大360mmの上面ラジエーターに対応

AIO水冷クーラーは、上面に最大360mmまたは280mmのラジエーターを搭載できる。240mm、140mm、120mmのAIOにも対応し、背面には120mmラジエーターを設置できる。

ラジエーターを選ぶ際は、対応する長さだけでなく、ラジエーターとファンを合わせた厚さも確認する必要がある。メモリやマザーボードのヒートシンク、電源ケーブルなどとの位置関係によって、仕様上の最大サイズを同時に利用できない場合があるためだ。

高発熱のCPUや大型GPUを搭載する場合は、側面と底面からの吸気、上面と背面からの排気を基本に、使用する部品に合わせてファン構成を調整することになる。

■GPUは最大430mm、CPUクーラーは高さ160mmまで

対応マザーボードはMini-ITX、Micro-ATX、ATXで、拡張スロットは7基を備える。グラフィックスカードは長さ430mmまで、CPUクーラーは高さ160mmまで搭載可能である。

大型グラフィックスカードを収められる余裕がある一方、高さ160mmを超える空冷CPUクーラーは装着できない。購入時にはクーラーの公称高に加え、ケース内の取り付け条件も確認する必要がある。

電源ユニットは長さ260mmまで対応する。ストレージは3.5インチドライブを1台、または2.5インチドライブを最大3台搭載できる。

本体寸法は高さ469mm、幅285mm、奥行き477mmである。フロントI/OにはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cを1基、USB 3.0 Type-Aを2基、HD Audio端子を備える。

■日本での発売日と価格は未発表

Arcus 380 TG ARGBにはブラックとSnowの2色が用意され、日本向け公式サイトにも両モデルの製品情報が掲載されている。

一方、2026年9月9日時点では、日本での発売日、希望小売価格、具体的な販売方法は案内されていない。海外向け公式製品ページにも実売価格として扱える米ドル価格は掲載されておらず、地域ごとの価格と流通時期は今後の発表を待つ必要がある。

Arcus 380 TG ARGBは、背面コネクタ型マザーボードによるすっきりした配線と、曲面ガラス、ARGBファンによる視覚的な演出を重視したPCケースである。3社の対応マザーボードを選べることに加え、最大430mmのGPUや360mmラジエーターを収容できる拡張性を備えている。

元記事: Thermaltake Arcus 380 Launches With Support for All Three Back-Connect Standards

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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