SKハイニックス・サムスンなど韓国半導体株が急落 米半導体株にも一段の下押し圧力か

2026年7月29日 10:37

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記事提供元:International Business Times

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韓国の半導体株が28日に急落し、ここ数営業日続く半導体株の売りが一段と拡大した。米半導体株にもさらなる下押し圧力がかかるとみられる。

SKハイニックスは15%近く下落し、サムスン電子も13%以上値下がりした。CNBCは、人工知能(AI)関連の他の銘柄も取引終了時に下落したと指摘した。日本と欧州の企業も同様に売られた。

今回の下落は米半導体株の重荷にもなる見通しである。売りが続くなか、エヌビディアは27日、世界で最も時価総額の大きい企業の座をアップルに明け渡した。

エヌビディア株は27日に5%近く下落し、時価総額は4兆7700億ドルに減少した。一方、アップル株は約1%上昇し、時価総額は5兆ドルに迫った。アップルは30日に決算説明会を予定している。同社は、6月の値上げにつながった世界的な半導体不足の影響について情報を示すと見込まれている。

エヌビディアが世界最大の時価総額を持つ企業でなくなるのは、2025年6月以来初めてである。この流れは28日も続き、エヌビディア株が続落する一方、アップル株はプラス圏を維持した。

年初来ではエヌビディア株が4%上昇したのに対し、アップル株は24%急伸した。アップルは、自前のAIインフラを構築するのではなく、AI処理能力を借りる方針を採ったことが主因となり、市場全体を上回る値動きとなっている。

エヌビディアは、これ以外にも複数の逆風に直面している。次世代のラックスケールAIシステム「Kyber NVL144」は、プラットフォームの中核をなす重要部品の製造上の問題が表面化したことを受け、投入が1年以上遅れたと報じられている。

エヌビディアは、クラウド事業者からのAI半導体に対する前例のない需要に対応する一方、中国向け販売に影響する輸出規制にも対処してきた。長年にわたる地政学的緊張を背景に、各国政府が半導体の国内生産とサプライチェーンの強靱性を引き続き優先していることも事業環境に影響している。

CNBCによると、調査会社セミアナリシスは、Kyber NVL144のラックアーキテクチャーの投入時期が、従来計画の2027年から2028年にずれ込むと予想している。ラック内部の主要モジュールを接続する特殊な多層プリント基板「PCBミッドプレーン」の製造が困難であることが理由という。

Kyberは、エヌビディアの最高性能の画像処理半導体(GPU)144基を単一のラックに搭載し、大規模なAIモデルの学習と実行に用いる一体型のコンピューティングシステムとして稼働させる設計である。演算密度を高めながら遅延を抑えるため、従来の水平配置ではなく、演算トレーを垂直に搭載する。エヌビディアは今年、開発者会議「GTC」で「Vera Rubin Ultra」プラットフォームと併せて、このアーキテクチャーを発表した。

※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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