千葉興銀が後場急伸しストップ高、「千葉銀と統合で調整」と伝えられ買い殺到、千葉銀も急動意

2025年7月1日 14:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■千葉銀は3月に千葉興銀の株式19.9%を取得し筆頭株主

 千葉興業銀行<8337>(東証プライム)は7月1日、13時前から急激に値上がりし、ほどなくストップ高の1493円(300円高、26%高)まで上げて大幅に出直っている。正午過ぎ、「千葉銀と千葉興銀、統合で調整、国内有数の地銀グループへ」(NHKニュースWEB7月1日昼12時09分)と伝えられ、買い材料視されている。千葉銀行<8331>(東証プライム)の株価も急激に動意づき、前日比でプラス圏に浮上している。

 報道によると、「千葉銀行はことし3月、千葉興業銀行の株式の19.9%を取得し、筆頭株主となっていたが、経営統合によって営業基盤を一気に拡大し、預金の獲得や地域への金融サービスを強化するとともに経営を効率化するねらい」があるとされる。実現すれば預金量が20兆円に迫る国内有数の地銀グループが誕生。今後、地銀どうしの再編がさらに広がるかが焦点になるとした。京葉銀行<8544>(東証プライム)については触れていないが、京葉銀行株も急激に動意づき、前日比でプラス圏に浮上している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】「貯蓄から投資へ」を後押しする高配当銘柄の魅力、証券・銀行株も安定運用の選択肢に(2025/05/16)
【株式市場特集】自己株式取得に高まる市場の期待、ETF買い終了後の「最後の防波堤」か(2025/05/26)
【株式市場特集】与野党一致の消費税減税政策、関連銘柄の投資機会が到来(2025/05/12)
【株式市場特集】年初来安値更新銘柄の決算に注目、リターン・リバーサルに期待(2025/04/28)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事