【株式市場】日経平均は348円高、後場は終盤まで小動きだが上げ幅を保ち3日続伸

2023年11月2日 16:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万1949円489銭(348円24銭高)、TOPIXは2322.39ポイント(11.71ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億7077万株

 11月2日(木)後場の東京株式市場は、前場上げた半導体関連株が高値もみ合いに転じ、同じく自動車株はややダレ模様に転じるなど、NY株高を受けた買いは一服模様になった。個別物色の色合いが強まり、正午前に四半期決算と業績・配当予想の増額修正を発表したキッコーマン<2801>(東証プライム)は後場一段高となり、13時過ぎに発表したダイセル<4202>(東証プライム)も一段高。一方、同じ増額修正でも三菱商事<8058>(東証プライム)やSUBARU<7270>(東証プライム)は軟化した。日経平均は上げ幅300円台のまま大引けまで小動きを続け、大引けは3日続伸だが1万2000円回復は持ち越した。

 後場は、13時に四半期決算などを発表したヤマタネ<9305>(東証プライム)が一時急伸し、14時に四半期決算を発表した愛知時計電機<7723>(東証プライム)は急動意となって上げ幅を広げ、14時30分に発表した住友商事<8053>(東証プライム)も急動意。あじかん<2907>(東証スタンダード)は朝から大引けまで終日気配値のままストップ高となり業績予想の大幅な増額修正など好感。三菱食品<7451>(東証スタンダード)は業績・配当予想の増額修正など好感され前場の高値付近で推移。マイクロアド<9553>(東証グロース)は子会社の中途採用向け新サービスなど好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億7077万株(前引けは8億9047万株)、売買代金は4兆5739億円(同2兆3472億円)。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は882(前引けは811)銘柄、値下がり銘柄数は722(同800)銘柄。

 東証33業種別指数は18業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位は、サービス、電力ガス、空運、電気機器、機械、繊維製品、金属製品、化学、精密機器、、陸運、食料品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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