文化庁ら、生成AI画像で類似性が認められれば「著作権侵害」

2023年6月7日 08:29

印刷

記事提供元:スラド

文化庁と内閣府は5月30日、「AIと著作権の関係等について[PDF]」と題された文書を公開した。この中で政府による生成AIによる学習および生成物と既存作品の著作権の関係に対する見解が明らかにされた(AIと著作権の関係等について[PDF]PC Watch)。

内容は1枚のスライドとなっているが現状の整理として「AI開発・学習段階」と「生成・利用段階」の二つの項目において、適用される著作権法の適用条文が異なることが指摘されている。AI開発・学習段階での利用行為は「原則として著作権の許諾なく利用することが可能」だという。その一方で、生成と利用段階においては、AI生成画像をアップロードして公表したり、複製物を販売したりする場合の著作権侵害の判断は、私的な鑑賞や行為などを著作権法で利用が認められている場合を除き、通常の著作権侵害と同様に扱うとしている。 

スラドのコメントを読む | YROセクション | YRO | 人工知能 | 著作権 | 政府

 関連ストーリー:
日本新聞協会、生成AIは国民の「知る権利」を阻害しかねない 2023年05月19日
米連邦最高裁、AI システムを特許の発明者と認めるよう求めた裁判の上告を棄却 2023年04月30日
Google、オーストラリア政府にAI技術の開発で著作物の柔軟な利用を可能にするよう促す 2023年04月25日
内閣府のポスターが著作権侵害を指摘されて謝罪回収へ 2023年04月24日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事