ワイズ、伊勢丹新宿店でアーカイブイメージを再構成したポップアップを開催

2022年10月30日 14:29

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記事提供元:アパレルウェブ

 「ワイズ(Y’s)」が、2022年11月2日(水)から8日(火)までの期間、50年のブランドヒストリーを振り返り、コレクションを販売するポップアップストア「ワイズ 1972 ア ウーマン イン ワイズ ウィズ マックス・ヴァドクル(Y’s 1972 – A MOMENT IN Y’s WITH MAX VADUKUL)」を伊勢丹新宿店で開催する。
 
 今回のポップアップでは、1972年にデザイナーの山本耀司が手掛けた最初のブランドである「ワイズ」のアーカイブの中から、1999春夏コレクションから2001-2002秋冬コレクションまでの6シーズンに渡って撮影された写真作品をインスタレーション形式で公開。
 会場に点在する8種のイメージは、当時の撮影者であるマックス・ヴァドクルによる写真の選出とコラージュにより再構成され、さらにクリエイティブディレクターであるクラウディオ・デロリオにより完全に新たに作り上げられた。
 


 ヴァドクルと「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」の交流は1980年代初頭に遡る。アートディレクターのマーク・アスコリによる手引きもあり、当時まだエージェントにも所属していなかったヴァドクルは、「ヨウジヤマモト」1984-85秋冬コレクションの写真をニューヨークで撮影することとなった。彼はその後、「ワイズ」のイメージ創作において重要なパートを担う存在になっていく。
 




 1999春夏コレクションで「ワイズ」に迎えられたヴァドクルは、2001-2002秋冬コレクションまで6シーズンのイメージを手掛ることとなった。服と人の日常がつくりだす自然で予期できない情景は、そのまま「ワイズ」が掲げる唯一のビジョンのようでもある。
 アーバニズムと、そこに住む人々の生活感を失うことなく魅せられた”日常の服”のイメージ。フレッシュな感性が時を経て再構成され、新たな服に描かれていく。
 




 アイテムに配されたフォトコラージュには、ヴァドクルが同カプセルコレクションのために制作した「落書き」が重ねられた。目の前で描かれたかのような動きのある線は、自由な感性でコレクションを表現し、“いま”を的確に捕まえるという。
 
 なお、これらのアイテムは「ワイズ 1972 ア ウーマン イン ワイズ ウィズ マックス・ヴァドクル」のほか、「ワイズ」公式サイトでも数量限定でアイテムの取り扱いをスタートする。その後、日本国内では一部の「ワイズ」ストアおよび特別な期間限定ストアで販売する予定だ。
 
■「ワイズ 1972 ア ウーマン イン ワイズ ウィズ マックス・ヴァドクル」

会場:伊勢丹新宿店 本館1F プロモーション

住所:東京都新宿区新宿3-14-1

期間:2022年11月2日(水)〜11月8日(火)
会場:ジェイアール京都伊勢丹 ザ・ステージ#3

住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町

期間:2022年11月9日(水)〜11月15日(火)
会場:「ワイズ」表参道

住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12-10 表参道ヒルズ西館 1F/B1F

期間:11月中旬より開催予定
 
■問い合わせ先

「ワイズ」伊勢丹新宿店

Tel:03 3350 8079
「ワイズ」ジェイアール京都伊勢丹

Tel:075 342 5036
「ワイズ」表参道

最新情報は公式LINEより配信
 
「ワイズ」公式サイト

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