「1000年後の未来の風景」を描く山崎美弥子の個展 - アーカイブから新作まで、京都・東京で開催

2022年9月11日 17:54

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記事提供元:ファッションプレス

 ハワイ・モロカイ島在住のアーティスト 山崎美弥子の個展が、2022年9月9日(金)より順次開催。京都「ワコールスタディホール京都」「京の温所(きょうのおんどころ)」、東京「スパイラル」へと巡回する。

■山崎美弥子とは?

 山崎美弥子は、ハワイの離島・モロカイで暮らす人気アーティストだ。過去には東京をベースに国内外で発表をしていたが、2004年より太平洋で船上生活をはじめ、現在は家族と共にモロカイへと移住。人口わずか7000人の島暮らしの中で、自然と大地に根差した生活を営みながら、アート制作を続けている。

■“1000年後の未来の風景”を描いて

 そんな山崎が描くのは、自身の幼少期に垣間見た神秘的な風景をもとにした“1000年後の未来の風景”。中でもキャンバスを窓のように見立てて描かれる“海と空の絵”シリーズは、シンプルでありながらも、思わず見惚れてしまほうど美しい色使いが印象的だ。観る人全てを優しく包み込むような世界観で多くの人々を魅了しており、近年ではケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)やビープル(Biople)といった、人気ブランドとのコラボレーションも実現している。

■新作や過去最大サイズの作品も展示予定

 そんな山崎による京都の個展「KOKI’O KEA」は、海と空の絵シリーズに加え、ハワイ在来種のハイビスカス“KOKI’O KEA”を題材にしたアーカイブ作品を展示。続く東京の個展「“HIGHTIDE IN SHELL”−天使の梯子−」では、"HIGHTIDE IN SHELL(ハイタイド イン シェル)"をテーマに、100点以上の新作を披露。さらに近年で最大サイズとなる作品も展示予定となっている。

【詳細】
<京都>
山崎美弥子展「KOKI’O KEA」

■「ワコールスタディホール京都」ギャラリー

住所:京都市南区西九条北ノ内町6
期間:2022年9月9日(金)~9月25日(日) 月曜~金曜10:00~20:00 土日祝10:00~17:30
※初日のみ17時まで。
※入場無料。

■「京の温所」御幸町夷川・麩屋町二条

住所:
・御幸町夷川:京都府京都市中京区御幸町通 松本町574番地
・麩屋町二条:京都府京都市中京区布袋屋町502
期間:2022年9月9日(金)~9月25日(日)
※対象者は宿泊客のみ。

<東京>
山崎美弥子展「 “HIGHTIDE IN SHELL”−天使の梯子−」

■スパイラルガーデン

住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
期間:2022年9月14日(水)~9月25日(日)11:00~20:00
※初日のみ18時まで。
※入場無料。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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