レクサス、「ES」を一部改良 特別仕様車「Graceful Escort」も追加

2022年7月29日 16:39

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ES300hの特別仕様車「Graceful Escort」(画像: LEXUS発表資料より)

ES300hの特別仕様車「Graceful Escort」(画像: LEXUS発表資料より)[写真拡大]

 LEXUS(レクサス)は28日、セダンモデル「ES」の一部改良及び、特別仕様車「Graceful Escort」の追加を発表した。

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 ESは1989年にデビュー。ESの名前は当初北米市場でのもので、日本ではかつての「カムリプロミネント」「ウィンダム」などに相当する位置づけだった。日本市場にESとして導入されたのは、2018年10月。これまで高級感のあるインテリアデザインや、カメラを使ったサイドミラーなど独自の特徴が話題となっていた。

 今回の改良では予防安全技術を拡充し、パノラミックビューモニターに床下透過表示機能を追加。路面映像を車両の真下に合成表示でき、路面状況やタイヤの位置把握などが可能となる。

 利便性も向上。マルチメディアシステムでは、音楽やナビなどのメニューをアイコンとして、運転席側に常時表示可能とした。画面全体のレイアウトも、表示エリアの分割によって使いやすくなった。ほかにも空き駐車場や交通情報などをリアルタイムで知らせてくれるコネクティッドナビも搭載。インターネットへのアクセスができるWebブラウザー機能などもついており、デジタルシステムの充実が目立つ。

 特別仕様車「Graceful Escort」は、ラグジュアリーな空間を中心とした独自装備が特徴だ。インテリアのシートは、クリムゾン&ブラックの専用カラーとした。スピンドルグリルやアルミホイールなども専用塗装になっており、希少価値を楽しめるだろう。

 価格は、ES300hの通常モデルが602万円~718万円。Graceful Escortは728万円(いずれも消費税込)。

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