大阪金概況:下落、インフレ警戒感の後退や円高・ドル安を反映

2022年3月30日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:下落、インフレ警戒感の後退や円高・ドル安を反映
大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:7528円(前日日中取引終値↓88円)

・推移レンジ:高値7571円-安値7487円

30日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落した。昨日の海外市場で原油価格が続落したことから過度なインフレ警戒感が後退し、ヘッジ(回避)手段としての金の投資需要が萎んだ。また、外為市場で一時1ドル=121円30銭台と昨日15時頃に比べ2円30-40銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識され、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢の展開となった。《FA》

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