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ファミマで中古スマホ回収しクーポンを提供の実証実験、中止に
伊藤忠商事は2月1日から不要になった携帯電話端末を都内の一部ファミリーマートで回収するという実証実験を行っていたそうだが、事前の想定を超える数の端末が集まってしまったことから回収受付を停止する事態に陥ったそうだ(伊藤忠商事リリース、ファミリーマートリリース、ケータイ Watch、ITmedia)。
この事業はSDGsとしての観点や、いわゆる都市鉱山資源として中古スマートフォンを捉え、回収を促進するための施策として行われていたもの。端末1台につき、ファミリーマートで利用できる1000円相当のクーポンが渡されていたという。しかし、ジャンク品を大量に仕入れてクーポンと交換、獲得したクーポンがメルカリ等で転売するといった事例も多発していたようだ。
ITmediaの記事によると、2月1日の開始から想定を超える数万台もの端末が持ち込まれてしまったらしい。当初、実証実験は2月1日から3月31日に実施する計画だったが、12日に対象店舗での受付をすべて停止したとしている。現時点での再開の目処は未定であるとのこと。
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