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NY外為:ドル一段高、FOMC一部メンバーはQE縮小ペース加速支持=議事要旨
記事提供元:フィスコ
*04:38JST NY外為:ドル一段高、FOMC一部メンバーはQE縮小ペース加速支持=議事要旨
米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2-3日会合分)を公表した。メンバーは2022年の力強い成長を予想していることが明らかになると同時に、成長リスクは下方に傾斜していると見ている。また、物価が緩和するまで長期間要する可能性があると判断。資産購入縮小ペースの加速を支持するメンバーもいた。柔軟性が必要で、もし、高インフレが持続したら、テーパーの加速や利上げを想定よりはやめることも可能だと指摘している。
結果は想定内で、米国債相場は小動き。ドル買いは強く、ドル・円は115円52銭まで上昇し2017年来の高値を更新した。ユーロ・ドルは1.11ドル台後半の安値圏で推移した。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2-3日会合分)
「FOMCスタッフはインフレ見通しを引き上げ」
「成長リスクは下方に傾斜」
「2022年の力強い成長を予想」
「資産購入縮小、何人かのメンバー速やかなペースを支持」
「様々な高官、もし、高インフレが持続したら、テーパーの加速や利上げを想定よりはやめることも可能だと指摘」
「参加者、物価が緩和するまで長期間要する可能性があると判断」
「テーパリング、利上げのシグナルを送る意向なし」
「数人のメンバーは資産のバリュエーションを懸念」《KY》
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