いすゞ、新型「MU-X」が改正ANCAPで安全評価ファイブスター獲得

2021年9月29日 17:46

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ANCAPでファイブスターを獲得した いすゞMU-X (画像:いすゞ自動車株式会社発表資料より)

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 いすゞ自動車が販売する新型「MU-X」が、豪州・ニュージーランドの新型車を対象に安全性能を総合評価する「ANCAP(Australasian New Car Assessment Program)」において、2020年新プロトコルによるファイブスターを獲得した。

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 いすゞは、国内向けにも数多くの乗用車を販売していたが、現在は販売していない。海外では、タイを中心にしたASEAN地域や豪州など世界60カ国以上で乗用車を販売し、特に東南アジアでは根強い人気がある。

 今回、いすゞのピックアップトラック、D-MAXの派生モデルであるPPV(Passenger Pickup Vehicle)「MU-X」が、豪州とニュージーランドの2020年新基準において、安全性能評価でファイブスターを獲得。いすゞ先進運転支援システムADAS(Advanced Driver Assistance System)を搭載したことに加え、衝突時の二次被害軽減のため、マルチコリジョンブレーキ機能等の最新安全装備を採用したことで、ANCAPにおいて高い評価を得たと言う。

 特にADASでは、障害物検知に優れたステレオカメラにより、昼夜問わず安定した運転支援を実現している。

 MU-Xは、強靭なラダーフレームを使用しており、悪路走破性と耐久性に優れたピックアップ派生SUVのPPVだ。快適性と高級感が高められた内装は、本革の分厚いシートが特徴で、後席にはフリップモニターまで備える上級モデルもある。

 サードシートまでフルに使用し、7人乗車しても荷室には十分余裕があるなど、しっかりした7人乗りのSUVだ。サードシートを倒しても、段差がないフルフラットになるなど、使い勝手も申し分ない。

 個人輸入で国内にも入ってきているが、正規輸入はない。MU-Xは高い性能を持ったクルマであり、国内で販売してほしい気持ちもあるが、販売チャンネルを再整備するハードルは非常に高く国内販売は非現実的と言わざるを得ない。残念ながら、できの良いクルマが国内メーカーで生産されていても、簡単には手に入れられないのが現実と言えそうだ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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