東京為替:日経平均大幅高でドル下げ渋り

2021年5月6日 10:08

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記事提供元:フィスコ


*10:08JST 東京為替:日経平均大幅高でドル下げ渋り
6日午前の東京市場でドル・円は、109円30銭近辺で推移。日経平均は490円高で推移しており、株高を意識してドルは下げ渋り。日本政府は、緊急事態宣言の期限について2週間から1カ月程度延長する方向で調整を進めており、4-6月期の経済成長率は前期比マイナスとなる可能性が指摘されているが、期限延長は想定内との見方もあり、現時点で株式市場への影響は限定的。ただし、日米間の成長率格差拡大を意識したドル買い・円売りが増える可能性があるとの見方も浮上しており、ドル・円は底堅い動きを保つ可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円が109円17銭から109円33銭、ユーロ・円は131円07銭から131円22銭で推移、ユーロ・ドルは1.2000ドルから1.2010ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値65.35ドル 安値64.98ドル 直近65.11ドル

【売買要因】
・米国の大型増税計画
・日米の経済成長率格差
・米国の大規模金融緩和策は長期間維持される見込み《MK》

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