後場の日経平均は18円安でスタート、ソフトバンクGや楽天が安い

2021年3月17日 13:07

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29902.65;-18.44TOPIX;1979.12;-2.38

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比18.44円安の29902.65円と前場終値からマイナスに転じて取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含み。アジア市場は下げが目立つ。為替は1ドル=109円台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場が下落した流れを受けて、反落でスタートした。寄り付き後は指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>がマイナス圏からプラスに切り返したことが相場を下支えし、日経平均はプラスに転じ小幅高で午前の取引を終了した。後場の日経平均はマイナスに転じて小幅安で取引をスタートした。指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が下げ幅を拡大し180円安、日経平均に38円のマイナスの寄与度となり相場の重しとなっているようだ。午前のTOPIXの下落率はマイナスの0.03%であることで、後場の日銀のETF買いは望み薄のようである。

 セクター別では、鉄鋼、鉱業、ゴム製品、空運業などが下落率上位となっており、一方、化学、医薬品、不動産業、陸運業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、楽天<4755>、東京電力HD<9501>、JAL<9201>、村田製作所<6981>が安く、武田薬<4502>、キーエンス<6861>、ファーストリテイリング、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>が高い。《CS》

関連記事