【株式市場】日経平均は後場一進一退に転じて堅調に推移し小幅高だが4日続伸

2021年3月15日 18:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万9766円97銭(49円14銭高)、TOPIXは1968.73ポイント(17.67ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場伸びず15億4166万株

 3月15日(月)後場の東京株式市場は、昼の時間帯に米国で長期金利先物が上昇とされ、日経平均は取引開始直後に47円52銭安(2万9670円31銭)まで値を消した。中で、三井住友FG<8316>(東1)などは瞬間的に値を消しただけですぐジリ高基調に復帰し、トヨタ自<7203>(東1)もジリ高。日経平均は徐々に堅調相場となり、大引けは小幅だが4日続伸となった。TOPIXも4日続伸。

 後場は、マネックスG<8698>(東1)がビットコインの前週末6万ドル乗せなどを材料に一段高。JCRファーマ<4552>(東1)は英アストラゼネカ製ワクチンの原液を受託するため血栓に関する報道などが影響したが後場は回復基調。日本アビオニクス<6946>(東2)は業績予想の増額修正とリチウムイオン電池などの組立効率化する溶接機の発表が材料視され大引けまでストップ高買い気配を継続。フォースタートアップ<7089>(東マ)は業績予想の増額などで急伸。オーネックス<5987>(JQS)は風力発電機の基幹部品加工が注目されて続伸一段高。

 東証1部の出来高概算は15億4166万株(前引けは8億1728万株)、売買代金は2兆9346億円(同1兆4716億円)。1部上場2195銘柄のうち、値上がり銘柄数は1800(前引けは1608)銘柄、値下がり銘柄数は338(同503)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けも31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、空運、銀行、鉄鋼、倉庫/運輸、輸送用機器、繊維製品、電力/ガス、陸運、サービス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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