未改造のPlayStation 2で自作プログラムの実行が可能になる新たな脆弱性

2020年7月2日 18:39

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 未改造のPlayStation 2(PS2)で自作プログラム(ホームブルー)を実行可能にする脆弱性が新たに見つかり、これを利用するエクスプロイト「FreeDVDBoot」が公開されている(開発者による解説記事Ars Technicaの記事GitHubリポジトリ)。

利用する脆弱性はPS2のDVDプレイヤーに存在する境界外アクセスの脆弱性だ。細工したIFOファイルを含むDVDメディア(DVD-R推奨)をDVDビデオディスクとして認識させることで、任意の実行ファイル(ELFファイル)を実行可能になる。

GitHubで公開中のエクスプロイトではVTS_02_0.IFOにリネームしたランチャープログラム「uLaunchELF」が起動し、同じディスクに書き込んだELFファイルを選択して起動できるようになっている。uLaunchELFを他のELFファイルと置き換えれば直接起動させることも可能だという。

現在のところ対応するDVDプレイヤーのバージョンは3.10/3.11。すべてのリージョンに対応するが、PS2の言語は英語に設定する必要がある。開発者のCTurt氏は対応言語を増やすことよりも、対応バージョンを増やすことを優先したいと述べている。

PS2のハックは今更という感じでもあるが、コピープロテクトされたゲームのバックアップをプレイすることも可能だという。ネットワークを通じたファームウェアアップデートが一般的になる前のPS2で、このような脆弱性が全盛期に発見されなかったのはソニーにとって幸運だったとArs Technicaは評している。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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