スタジオ セブン、2020年秋冬コレクション発表 90年代に捧げる、鮮やかなノスタルジー

2020年6月3日 19:33

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記事提供元:ファッションプレス

 スタジオ セブン(STUDIO SEVEN)の2020年秋冬コレクションが発表された。

■ヴィヴィッドなノスタルジー

 今季は、ディレクターを務めるナオト(NAOTO)が影響を受けてきた90年代の音楽やアーティストにインスパイア。ルーズなシルエットをベースに大胆なカラーや柄をあしらいつつも、どこか過去へのノスタルジーを漂わせている。

■大胆なカラーと柄

 ブルゾンやハット、あるいはコラージュのようにパンツに使われたレオパードは、ベーシックなブラウンに加えて、毒気を含んだように鮮やかなピンクをのせて。また、ボックスシルエットのテーラードジャケットには、ブルーとピンクでポップに表現したチェックをあしらった。ロゴTシャツやメゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)とのコラボスニーカー、そしてカラフルなサコッシュを合わせることで、カジュアルでレトロなスタイルにまとめている。

■自在なアレンジ

 カーキのロングコートは、フロントをトレンチコート風に仕上げつつも、バックはモッズコート風に。また、ブルゾンの裾や袖には多数のドローコードをあしらうことで、フォルムをアレンジできるように仕上げた。パンツに渡したストリングとともに、コード自体も自在なアクセントを添えている。

 一方、上下でカラーリングの切り替えを施したマウンテンパーカーやパンツには、ボタンなどでポーチを留めることができ、フォルムでもカラーでも遊びを効かせられる。またバッグには、アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)とのコラボレーションアイテムも登場しており、鮮やかな色合いでコーディネートを彩ってくれそうだ。

■リズミカルなレイヤード

 ゆったりとしたシルエットを基調としつつも、丈感には長短のメリハリを。ダブルブレストのチェスターコートやチェック柄のロングジャケットには、ショート丈のミリタリーブルゾンを重ねて、リズミカルなレイヤードを楽しめるよう仕上げている。このブルゾンにも、ショルダーやスリーブなどにジップをあしらい、開け閉めすることでインナーをのぞかせたり、シルエットを変えたりすることができる。随所に、自在なアレンジを楽しめる工夫を忍ばせた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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