WHOを狙ったサイバー攻撃が相次ぐ

2020年3月28日 17:54

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 世界保健機関(WHO)の最高情報セキュリティ責任者Flavio Aggio氏は、ハッカーがWHOのシステムに侵入しようとしたことを認めた。しかし、その取り組みは失敗したとも語った。侵入しようとしたハッカーの身元は不明。Aggio氏によれば、新型コロナウイルスへの戦いの中、WHOへのハッキングの試みが急増しているという。

 サイバーセキュリティの専門家Alexander Urbelis氏は3月13日、彼が追跡していたハッカーグループがWHO内部の電子メールシステムを模倣した悪意のあるサイトを立ち上げたのを確認した。Urbelis氏は誰が主犯であるかは不明だとしている。しかし別の二人の情報筋によれば、2007年からサイバースパイ活動を行っている「DarkHotel」という高度なハッカーグループの疑いがあると述べている。

 WHOのAggioは、ロイターからこの事件について尋ねられると、Urbelis氏が発見したサイトが複数の代理店スタッフからパスワードを盗む目的で使用されていたたことを確認したと回答している。同氏は「明確な数字ではないが、ハッキング目的でWHOを偽装するサイトの数は2倍以上に増えたのではないか」と答えた。

 カスペルスキーによるとDarkHotelは、特にコロナウイルスの影響を受けた地域である東アジア、具体的には、中国、北朝鮮、日本、米国などの政府職員や幹部を対象に活動を行っているという。コロナウイルスに関連する治療法や検査、ワクチンに関する情報は貴重で価値が高い。影響を受ける国の情報機関としては情報収集の優先事項に当たるとしている(ReutersSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | インターネット

 関連ストーリー:
WHO、新型肺炎(COVID-19)のパンデミックを宣言 2020年03月12日
新型コロナウイルスによる疾病、「COVID-19」と名付けられる 2020年02月13日
WHO「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言 2020年02月01日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワードセキュリティハッキングハッカー情報セキュリティパスワード世界保健機関(WHO)サイバー攻撃新型コロナウイルス

広告

広告

写真で見るニュース

  • 昨年公開されたRAV4 PHVの米国仕様である「RAV4 Prime」(画像: トヨタ自動車の発表資料より)
  • (c) 123rf
  • ダイハツ「ロッキー」(画像:ダイハツ工業発表資料より)
  • RSプロトタイプ(画像: トヨタ自動車の発表資料より)
  • Disk画像の一例 (c) NASA
 

広告

ピックアップ 注目ニュース