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Blizzard、カスタムゲームに対する同社の所有権を明確化
Blizzard Entertainmentがカスタムゲーム利用規定を変更し、カスタムゲームに対する同社の所有権をより明確化する記述や、カスタムゲーム内でのサードパーティーコンテンツ使用禁止を盛り込んだ(PC Gamerの記事、 Ars Technicaの記事、 VentureBeatの記事)。
カスタムゲームは一部のゲームに同梱されるゲームエディター (D.ii.1参照)を使用して作成するもので、レベルやマップ、シナリオ、その他のコンテンツも含まれる。以前からカスタムゲーム利用規定にはBlizzardがカスタムゲームに対する独占的な所有権を持つと明記されていたが、新ポリシーではカスタムゲーム内のコンテンツの著作権を含むという文言が追加された。
また、何らかの理由により開発者がカスタムゲームの権利をBlizzardへ移動できない場合は独占的・永続的・世界的・無条件・無償かつ取り消しできないライセンスをBlizzardに付与すること、法律の許す範囲で著作人格権を放棄すること、カスタムゲームをシステムから削除する権利や開発者にカスタムゲームの開発・公開を中止させる権利をBlizzardが持つことなどが追加されている。
Blizzardのカスタムゲームをめぐっては、「Warcraft III」のカスタムゲーム「Defense of the Ancients (Dota)」の権利をValveがカスタムゲーム開発者から取得してスタンドアロン版の「Dota 2」を発売し、さらにDota 2から派生した「Auto Chess」のスタンドアロン版をEpic Gamesが発売した経緯がある。Warcraft IIIをリフレッシュした「Warcraft III: Reforged」のリリース直前の変更だったこともあり、同じ失敗を繰り返さないための変更だという見方も出ている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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