Makers Farm社、STO準備に向け、スタンダードキャピタルと事業提携契約を締結【フィスコ・ビットコインニュース】

2020年1月6日 14:32

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記事提供元:フィスコ


*14:32JST Makers Farm社、STO準備に向け、スタンダードキャピタルと事業提携契約を締結【フィスコ・ビットコインニュース】
分散型キャッシュバックサービス「COINCOME(コインカム)」などを開発・提供するMakers Farm Pte. Ltd.(シンガポール)は4日、2020年内に独自のセキュリティトークン(株式や債券など実社会における資産をブロックチェーン上でトークンとして管理するもの)を新規発行する準備を開始するため、STO(セキュリティ・トークン・オファリング:デジタル証券による資金調達)事業を展開するスタンダードキャピタル社との事業提携契約を締結したと発表した。

Makers Farm社は、様々なショッピングの際に付与されるポイントサービスを、独自の暗号資産(仮想通貨)「CIM(シム)」で提供するキャッシュバックサービス「COINCOME」をグローバルに展開している。2019年12月より、日本とシンガポールでサービスの正式版を展開しており、数多くの大手ショッピングサイトやメーカー、予約サイトなど800社以上とのタイアップ体制が構築されているという。

また、「CIM」は2019年8月より、世界有数の仮想通貨取引所を運営するQuoine社のLiquid.comに上場しており、今後はCIMの流動性を最大化する取り組みも強化していくとしている。

一方、スタンダードキャピタル社は資金調達市場の流動性向上に向けて、STO事業を展開する。不動産STOシステム「J-FTA」、フィリピンの経済特区であるCEZA(Cagayan Economic Zone Authority)においてセキュリティトークン取引所「ALLEX」を2020年1月に開設する予定だという。

Makers Farm社は、『「COINCOME」のさらなる規模の拡大と提供する価値の最大化、ならびに独自のトークン「CIM」のさらなる流動性、価値の向上を目的として、COINCOME利用者とCIMの所有者にさらなる経済的な実利を提供するための新たな手段の一つとして、セキュリティトークン「CIMS(仮称)」を発行・提供する準備を開始した』と説明している。詳細については、追って発表するとしている。《HH》

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