Chromiumベースの新Microsoft Edge、安定版がダウンロード可能に

2019年10月26日 22:20

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記事提供元:スラド

 headless曰く、

 公式のダウンロードページが用意されているわけではないが、Chromiumベースの新Microsoft Edge(Chromium Edge)の「Stable」チャンネルビルド(安定版)がダウンロード可能になっている(TechdowsNeowinSoftpedia)。

 現在、Googleで「microsoft edge stable」を検索すると、検索結果トップにダウンロードリンクが表示され(Bingでは表示されない)、セットアップファイルがダウンロードできる。セットアップファイルはプレビュー版のセットアップファイルと同じドメイン(c2rsetup.officeapps.live.com)にあり、プレビュー版のダウンロードURLのパラメーター「Channel」を「Stable」に変更してダウンロードすることも可能だ。

 このダウンロードURLは7月、未公開だったベータ版のダウンロードURLとともに発見されていた。当時は安定版をインストールすることはできなかったが、現在は問題なくインストールできるようだ。なお、URLパラメーターの「language」を「ja」に変更するとインストーラーは日本語化されるが、Chromium Edge自体は英語版のままで、日本語化するにはインストール後に言語を追加して表示言語を切り替える必要がある。

 現在のところ、インストールされる安定版はベータ版と同じバージョン78.0.276.20だが、「beta」の表記は削除されている。Windows 10環境では現行のMicrosoft Edge(Spartan Edge)を置き換える形でインストールされ、インストール後はSpartan Edgeが使用できなくなる。Internet Explorerのメニューから「Microsoft Edgeで開く」を選んだ場合にもChromium Edgeが開く。アンインストールコマンドは登録されないが、インストールディレクトリ以下にある「setup.exe」にパラメーター「--uninstall --system-level」を付けて管理者権限で実行すればアンインストールできた。一方、Windows 7環境では普通にコントロールパネルからアンインストールできた。

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