ヤリス、マツダ3・・海外専用だった車名が国内でも統一 車のグローバル化を象徴か

2019年10月21日 17:09

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2020年2月にヴィッツから改名されて発売されるトヨタ・ヤリス(画像: トヨタ自動車発表資料より)

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 10月16日、トヨタ自動車からヴィッツの後継車種として「ヤリス」が発表された。元々ヤリスは、ヴィッツの海外販売用の車名であったが、国内でも呼び名が統一されることになった。最近ではほかにもマツダのアクセラが「マツダ3」に変わるなど、国内と海外で別々だった呼び名が、海外のものへ統一される動きが活発化している。これは果たして何を意味するのか。

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 トヨタが誇る小型車といえば、「ヴィッツ」やハイブリッド専用の「アクア」だと、多くの人は思い浮かべるだろう。しかし、ヴィッツは2020年2月に「ヤリス」に取って代わられる。モータースポーツでも世界ラリー選手権に参戦している車はヤリスと呼ばれているが、日本ではやはり「ヴィッツ」という名前に親しみを持つ人が多いだろう。

 ヤリスの開発責任者である末沢泰謙チーフエンジニアによると「常識を覆したものを提供していく」一環として、2020年5月から始まる国内全販売店の全車種提供開始が近づくタイミングでの改名に、踏み切ったとのことである。

 国内と海外での呼び名の統一で思い起こされるのはマツダである。デミオは「マツダ2」、アクセラは「マツダ3」、アテンザは「マツダ6」と個性的な呼び名を廃止し、それぞれシンプルな呼び名にチェンジした。

 マツダでは、「マツダ」というブランドの中から、それぞれの顧客ごとに最適な車の提供を目指すという。まずマツダという空間に入り、商品選びを楽しんでもらうための名称変更だろう。数字はメルセデスベンツでいうところのA、C、Eのようなクラスの識別記号なのかもしれない。

 いずれにしてもヤリスもマツダシリーズも海外の呼び名を国内にも採り入れることで、他国の人と同じ感覚で車を選んでほしいという願いが垣間見える。理由は異なれど、世界的な戦略を意識して改名したのが本当のところだろう。変わりゆく車の名前は、グローバル化を象徴している。

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