エンジニアの景気動向見込み、「横ばい」4割 海外不透明も雇用安定が底支え

2019年10月17日 09:40

小

中

大

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

タイズがメーカー勤務のエンジニアを対象に「景気の動向」について調査。「拡大」6.2%、「横ばい」41%、「後退」53%

タイズがメーカー勤務のエンジニアを対象に「景気の動向」について調査。「拡大」6.2%、「横ばい」41%、「後退」53%[写真拡大]

写真の拡大

 海外経済の減速感が高まる中、消費増税もあり今後の景気の動向が注目される。現在のところ、実績においては国内経済の諸指標は良好な数字を示しているものの、先行き見通しについては悲観的なデータも少なからず出てきている。

 人材サービス業のタイズが9月上旬、メーカー企業で働くエンジニア418名に「景気の動向」についてアンケート調査を実施し、同月25日にその集計結果を公表している。

 集計結果によると「国内景気は今後どのように変化していくと思うか」という質問に対して、「拡大」と答えた者の割合は6.2%、「横ばい」40.7%、「後退」が52.6%、「その他」0.5%という結果だった。「後退」が半数を超え最多であったというものの4割が「横ばい」で約半数が「拡大」か「横ばい」と回答しており、意外にも景気の先行きに関してはそれほど悲観してはいないようだ。

 「景気の影響を受けて社内で変化したこと」に関して聞いた結果では、「変化なし」が45.9%で最も多く、次いで「業績の悪化」26.3%、「待遇・ボーナスへの影響」18.9%、「目標修正」15.8%、「投資予算減少」12.2%、「採用ストップ」5.3%と続いている。ここでも約半数が減速感のある影響を受け、半数が影響を受けていないという結果になっている。

 自由記述欄で「拡大」、「横ばい」、「後退」とそれぞれ回答した理由をみると、「拡大」と回答した者では「五輪があるから」、「東京五輪で日本への渡航者が増えるから」などとなっており、来年の東京五輪が景気動向に好影響を与えるのではないかという意見が目立つ。

 「横ばい」では「外的要因はあるが雇用が安定しているから底堅い経済状況が続く」、「米中貿易摩擦などで外需は発展する要素は期待できない。内需も消費税増税でデフレ傾向が続くと思われるため。後退もしないが拡大もしない」などで過去の経験から外的要因や増税はさほど大きな影響は与えないという意見が目だった。

 「後退」では「消費税を増税することによって以前よりも購買意欲が下がる」、「不景気が報道され続けている。所得が増えず、財布の紐はかたくなる」などとなっており消費増税や報道のあり方が悪影響を及ぼすという意見が多く見られた。

 レポートでは「景気の状況を見越して、そこに左右されない経営をしている企業が決して少なくないことが伺い知れる」とまとめている。(編集担当:久保田雄城)

■関連記事
「自走するゴミ箱」? 「虫になれるおもちゃ」? 進化する大人の電子工作が面白い!
子供達の将来の夢 親の希望との間に乖離も
AI関連の特許出願。急増するも主要国で最下位。米中の10分の1

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

広告

広告

写真で見るニュース

  • 新型レヴォーグのプロトタイプ(画像: SUBARUの発表資料より)
  • アルマ望遠鏡で撮影された2つの分子雲の疑似カラー合成図。赤色と緑色がそれぞれ、速度が異なる一酸化炭素の同位体分子13COからの電波を表す。左図の青色はハッブル宇宙望遠鏡により観測された水素電離ガスの分布を示し、右図の青色は波長1.3ミリメートル帯の濃いガスに含まれる塵からの電波を示す。2領域とも、フィラメントが集合している「かなめ」(図で青色に示している部分)の位置に大質量星が存在する。(c) ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)/Fukui et al./Tokuda et al./NASA-ESA Hubble Space Telescope)
  • 「シビック ハッチバック」と「シビック セダン」(画像: 本田技研工業の発表資料より)
  • 11月29日に開業するブランチ大津京(大和リース発表資料より)
  • スイフトの特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」(画像: スズキ発表資料より)
  • 画像はイメージです。
  • Mercedes AMG A 45 S 4MATIC+edition1限定車(画像:メルセデスベンツ日本発表資料より)
  • クリスタ長堀の「クラペロ」のオープンイメージ(クリスタ長堀発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース