マツダの切り札・RX-9 ロータリーパワーを再び世界に! 発売間近

2019年9月25日 20:22

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 マツダはRX-9の開発を続け、ロータリーエンジンを捨ててはいない。ロータリーエンジンは、1000ccほどの排気量で、通常のピストンが上下するエンジンの2000ccに匹敵するパワーを出すことが出来る。小型かつ軽量で将来を期待されたエンジンだった。しかし、泣き所は「燃費が悪い」ことだ。

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 ロータリーピストンが回転するため、シリンダー内の壁と高速で摩擦する。さらに、ピストンとロータリーハウジングとのパッキンが摩耗してしまう。これを解決できたのは、世界でマツダただ1社だけだ。しかし、そのシールド能力に欠点があり、燃料をムダにしてしまうのだ。それでも、回転するピストンのほうが上下動するピストンより物理的に有利で、熱効率を高められる論理的可能性がある。

 ロータリーエンジンは、当面はレンジエクステンダーの発電用エンジンとしては最適であり、その軽量小型の特性をいかして開発がなされてきた。ここにきてマツダは、ロータリー車独自のプラットフォームとシャーシを開発し、特許を取得しているようだ。

 現在マツダ3やCX-30などに使われ始めた新型プラットフォームとシャーシの柔軟構造の技術があるが、それと共通部分があるのかなどは不明である。ロータリーエンジン用ターボチャージャーの特許もマツダは取得したようで、RX-9の開発は大詰めを迎えているようだ。

 マツダは、現在利益率の低迷に苦しんでいる。想定した価格で販売できないと、販売奨励金の負担などで利益を上げることが出来ない。その点、スバルは北米市場で「LOVEキャンペーン」などにより、ユーザーを巻き込んで高い利益率を確保してきた。この販売手法はユーザーの立場からも奨励できるもので、低迷する日本市場でこそ展開する必要がある。プレミアムブランドを目指すマツダであるからこそ、この販売手法を研究してほしいものだ。

 マツダにはMX-5、つまり日本名ロードスターという大変人気の高いスポーツカーがある。しかし、マツダのシンボルとなるようなロータリーエンジンを積んだRX-9が発売になれば、電動車の発電機としてロータリーエンジンを積んだとしても、マツダ車の商品力を上げる良い材料となる。この機会に販売戦略を含めてロータリーエンジンをぜひ展開してほしいものだ。

 マツダは「スカイアクティブテクノロジー」と称して、サプライヤーチェーンまで巻き込んだ開発手法が出来ている。これほどの管理力があるのであれば、販売戦略でも戦略的展開が出来ないはずはない。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

関連キーワードマツダスバルロードスターCX-30

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