スマホのデータで「お疲れ度」も分かる AIで行動把握 売り上げに直結?

2019年8月19日 18:40

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 「世界は変わる」と実感する時がある。例えば、インターネットが普及し始めた時だ。「情報の国境がなくなる」と本気で思った。ファーウェイによる世界からのデータ収集ではないが、今や「ビッグデータ」活用が進んでいる。個人の行動をリアルタイムで捉えて、サービスを提供できる。クラウドの頭脳からサービスされる時代なのだ。

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 営業で外に出歩いていると、夏は非常に厳しい。そこで「飲み物が欲しい」と思ったら、「クーポン」が送られてくる。歩いているとその店が目の前に現れる。そんなことが起こるようになるのだ。

 スマホのGPSデータを分析すると、その個人の行動が分かる。例えば、早歩きしていた人のペースが少々落ちてくる。そこで、一杯の飲み物が提供されるようになるとどうだろうか?クラウドのAIがその人の「お疲れ度」を判断して、怖いほどタイミングが計れるようになるのだ。

 ソフトバンクの子会社であるAgoopは、ラーメン情報アプリ「ラーメンチェッカー」や、アプリ「混雑マップ」で周辺の混雑状況が分かる便利なソフトを提供している。それは、「人流」データとも言うべき人の流れを掴めるデータであり、出店計画や広告戦略など、これまで人の経験に頼ってきた判断をデータにより判断できることとなる。現在、株式市場の取引の大半もAIによる自動となってきた。

 Agoopが収集するログデータは月間200億件を超える。それを解析することで、人の行動パターンに合わせてサービスを提供する。AIとビックデータを組み合わせると、そんなことが出来てしまうのだ。

 多くの人が何気なく使っているスマホの現在地データ。この動きをリアルタイムで追いかけるのはAIであり、マーケティング不要の時代がやってくる。みんながそれぞれ欲しいものをリアルタイムで掴める時代になるという。

 株の相場などは、AIの判断はかなり的確であろう。しかし、これからはさらにパターン化されて動きが読めてくるかもしれない。マーケティングの世界において使用するのも、もちろん的確な仕事だ。人の行動が読めれば、サービスの提供では大変的確な判断となる。しかし売上を劇的に伸ばすには、データには表れない「潜在市場」を見つけ出し、そこに広告をかけることが最大の効果を生む。

 その潜在市場をAIが見つけ出せるようになるのであろうか?これまでのビッグデータ解析で人の言動を予測できるのは、過去のデータがあるからだ。潜在市場を見つけ出すには、過去のデータに従っているだけでは無理だ。過去のデータのパターンを読んで、データのない空白の市場を見つけ出すことが出来れば、潜在市場の開拓が出来るだろう。

 そしてその効果は抜群で、数倍の売上はすぐに実現する。ビッグデータはこれまでの「顕在市場」だ。そこから何らかの法則性を見つけ出せると、空白の市場(潜在市場)が見えてくる。さて、AIと知恵比べが人間には可能であろうか?(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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