セブン&アイHD、2030年目標にレジ袋全廃 紙袋などで代替へ

2019年5月9日 08:22

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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は8日、プラスチック製レジ袋を2030年までを目標に全廃する方針を明らかにした。流通大手でプラスチック製レジ袋の全廃を打ち出すのは極めて異例。プラスチックごみによる海洋汚染問題に対応するためで、2050年までのプラスチック使用量や二酸化炭素排出量の削減目標を定めた環境宣言「グリーンチャレンジ2050」に盛り込んでいる。

【こちらも】レジ袋、全国一律で有料化義務付けを検討

 環境宣言の中で、プラスチック製レジ袋の廃止は2030年までの目標に入れた。プラスチック製レジ袋の使用量をゼロにすると明言し、使用するレジ袋の素材を紙など持続可能な天然素材に切り替えるとしている。この方針は傘下の百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、専門店などすべての事業に適用する。

 セブン&アイHDは紙以外でバイオマスや生分解性の素材などを想定している。4月末から横浜市にあるセブン-イレブンの店舗でプラスチックと紙のレジ袋のいずれかを選んでもらう実証実験を進めており、紙袋の使い勝手や来店客の意向などを参考にして代替品の選定を進めることにしている。

 傘下の総合スーパー「イトーヨーカドー」、食品スーパー「ヨークベニマル」の店舗では、2012年からレジ袋を有料化した。その結果、イトーヨーカドーの食品売り場でレジ袋を辞退する買い物客が、2018年度で72.7%に達している。

 また弁当や総菜など、グループ内の企業で作る商品容器は紙やリサイクル可能な素材に順次切り替え、プラスチックの使用量を2030年までに50%、2050年までにゼロにする。

 プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な問題に浮上したのに伴い、流通大手で対策に乗り出す事例が相次いでいる。コンビニ大手のローソンは店内で入れるアイスコーヒーの容器を紙へ切り替える方針を打ち出しているのをはじめ、コンビニ大手のファミリーマートは弁当の容器などに使用するプラスチックの量を削減するとしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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