IoTとAIで建物管理負荷を半減 日本ユニシスが設備点検サービス提供

2019年4月22日 16:58

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設備点検サービス 「まるっと点検」の概要(日本ユニシス発表使用より)

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 日本ユニシスは22日、ビル、マンションの設備にセンサーやカメラなどのIoTデバイスを設置し、AIを活用して建物の管理負荷を軽減する設備点検サービス「まるっと点検」の提供を開始すると発表した。

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 従来の設備点検は、作業者の経験と五感に基づいているため、点検作業員には、熟練が求められている。一方全国で管理作業が必要な中・大規模のビルは39万棟、分譲マンションが644万戸にのぼり、点検作業員が不足、作業人件費の高騰を招いている。また建物点検では、OA化が進んでいないため、報告書執筆等の事務負荷も高い。そのため建物管理サービスの効率化と、作業員の働き方改革が急務となっている。

 日本ユニシスが提供するまるっと点検は、マイクロソフトAzureベースのIoTビジネスプラットフォームで稼働するクラウドサービスとなる。建物で点検管理が必要な設備の劣化状況や、点検結果の把握から診断、報告書執筆までをクラウド上で一括作成することで、点検作業工数の50%削減を実現する。作業員の点検結果は、音声入力で完結し、異常値は過去の点検履歴データ等から自動抽出され告知されるため、入力ミス、確認作業も軽減される。

 まるっと点検は、「まるっと点検モニター」、「まるっと点検リポーター」と「まるっと点検コミュニケーター」の機能で構成される。まるっと点検モニターでは、点検管理が必要な設備機器をセンサーやカメラを通してモニターし、過去の故障データなどのビックデータを活用したAIで不具合予測をする。そのため従来は年に4回程度必要だった定期点検を年に1回程度に削減できる。

 まるっと点検リポーターでは、月に100時間程度を費やしていた点検報告書のまとめ、承認作業も、月20時間程度に削減。まるっと点検コミュニケーターでは、点検作業も、作業員にスマートグラスやタブレット端末を持たせることで、設備管理者が遠隔支援でき、熟達度が低くても作業が出来るだけでなく作業人員も半減可能という。

 日本ユニシスは、まるっと点検の販売で売上高200億円を目指すとしている。

関連キーワードドローンIoT(Internet of Things)マイクロソフト働き方改革Azure日本ユニシス

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