吉野家、アルバイト採用にAI面接を本格導入 関東エリアで

2019年4月1日 20:53

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 牛丼チェーンを展開する吉野家(東京都中央区)は1日、アルバイト採用にAIを使った面接サービスを導入すると発表した。面接希望者はスマートフォンにダウンロードしたアプリを使って24時間いつでも面接が受けられるサービスで、面接から採用までの日数を短縮できるほか、経費の削減も図ることができるという。当面は関東エリアで実施する。

【こちらも】ユーピーアール、AI面接サービス「SHaiN」を試験導入

 吉野家が導入するのは、タレントアンドアセスメント(東京都港区)が展開するAI面接サービス「SHaiN(シャイン)」 の簡易版となる「SHaiN EXライト」。

 面接はスマートフォンの専用アプリを使って行い、応募者がアプリの質問に回答すると、回答内容や回答時の態度などを動画と音声で記録し、それを元にAIが資質を評価する。評価結果は最短で面接翌日、会社に評価レポートと動画・音声で伝えられるため、企業側は応募者と直接面談しなくとも、本人の人となりや意欲、身だしなみなどを確認できる。

 これによって、企業側は採用時の面接で日程や会場を調整する必要がなくなり、スピーディーな採用が可能になり、採用担当者の負担軽減や経費の削減も期待できる。またアプリによる面接は、5分から10分程度で終わるため、気軽に受けることができ応募者の増加も見込めるという。

 吉野家では昨年11月から、同サービスを神奈川県の一部店舗でのアルバイト採用に試験導入。突然のキャンセルによる時間のロスを防ぐことができたほか、AI面接で応募者を絞り、効率的に同社が求める条件にマッチした人材を確保できるなどの効果が確認できたことから、東京都と千葉、埼玉、神奈川県での本格的導入を決めた。

 今後は、新規店舗オープン時の採用にも活用し、これまで面接会場の設営費や面接官の確保にかかっていた費用の削減も検討していく。

 タレントアンドアセスメントは、2017年10月に新卒者採用向けのAI面接サービスを開始。これまで企業や地方自治体が導入しているほか、大学や専門学校でのキャリア教育でも活用されている。「SHaiN EXライト」はアルバイトや専門職、一芸一能採用に特化した簡易版のサービス。

関連キーワード人工知能(AI)吉野家

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