ネット広告媒体費、2桁成長が続く 19年は1兆6781億円に 電通予測

2019年3月16日 17:54

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2019年は前年比15.9%増の1兆6,781億円になる見込み(写真:電通グループ3社発表資料より)

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 D2C、CCI、電通の電通グループ3社は14日、2019年2月に発表した「2018年日本の広告費」の調査結果から分析したインターネット広告媒体費の内訳に、2019年の予測を加えた「2018年日本の広告費インターネット広告媒体費詳細分析」を発表した。

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 それによると、2018年のインターネット広告媒体費は前年比18.6%増の1兆4,480億円と順調に拡大しており、2019年には同15.9%増の1兆6,781億円になると予測している。

■2018年の実情と2019年の予測

 2018年の日本の総広告費は6兆5,300億円。そのうち「インターネット広告費」は1兆7,589億円で全体の26.9%を占め、前年比は16.5%増となっている。インターネット広告費からインターネット広告制作費を省いた「インターネット広告媒体費」は、同18.6%増の1兆4,480億円だった。

 インターネット広告媒体費の内訳は、「検索連動型広告」が5,708億円(構成比39.4%、以下同)、「ディスプレイ広告」が5,638億円(38.9%)、「ビデオ(動画)広告」が2,027億円(14.0%)、「成果報酬型広告」が990億円(6.8%)、「その他インターネット広告」が117億円(0.8%)。検索連動型広告とディスプレイ広告だけで約8割を占めている。

 続いてインターネット広告媒体費の取引手法については、「運用型広告」が最多で1兆1,518億円(79.5%)。次いで「予約型広告」が1,971億円(13.6%)、「成果報酬型広告」が990億円(6.8%)と続く。

 またデバイス別構成から見ると、「モバイル広告」が1兆181億円と70.3%を占め、「デスクトップ広告」は4,298億円(全体の29.7%)だった。

 2019年のインターネット広告媒体費は、全体で、前年比15.9%増の1兆6,781億円と予測。そのうちモバイル広告は1兆2,493億円と構成比では74.4%となり更に割合を増やすが、デスクトップ広告も4,288億円と、一定の市場規模を保つと予測している。ビデオ(動画)広告は、モバイル広告の成長とデスクトップの安定した伸びから、伸び率は全体の2倍近くとなる同30.8%増の2,651億円に拡大すると予測している。(記事:楽趣みくす・記事一覧を見る

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