博報堂DYグループ、スポーツアナリティクス領域へのA I活用目指し新会社設立

2019年1月18日 19:43

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「Sports Technology Lab」のロゴ。(画像:博報堂DYホールディングス、博報堂DYメディアパートナーズ発表資料より)

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 博報堂DYホールディングス(東京都港区)と博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区)は16日、スポーツテクノロジーの研究、新規事業開発を目的とする「株式会社Sports Technology Lab」(東京都港区)を共同で設立することに合意、2018年11月1日より営業を開始したことを発表した。また、2017年12月に博報堂DYホールディングスと資本業務提携したPreferred Networks(東京都千代田区)と共同で、ディープラーニング技術を用いたスポーツアナリティクス領域のプロダクト開発を行うことも発表された。近年注目を集めるスポーツへのテクノロジーの活用が一層加速しそうだ。

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 これまで経験と勘に頼る部分が大きかったスポーツの世界でも、テクノロジーの波が押し寄せている。昨年開催されたサッカーワールドカップでは、ゴールラインテクノロジーやビデオアシスタントレフリーが導入され、注目が集まった。また、ソフトバンクホークスは昨シーズンより、高解像度カメラで撮影した投球・打撃・守備・走塁動作を一括してデータ化し、AIを利用して分析、チーム戦略に活用している。しかし、こうしたテクノロジーの利用もデータ収集が主で、ソフトバンクのようにAIをスポーツアナリティクスに応用する事例はまだまだ少ない。

 博報堂DYグループでは、2017年12月に新設したグループ横断組織「AIビジネス・クリエイション・センター」でAI技術を活用したソリューション開発の検討を進めてきた。新たに設立されたSports Technology Labでは、革新的なスポーツアナリティクステクノロジーの研究・開発や、スポーツアナリティクス事業のフィジビリティスタディを行う。さらに、博報堂DYグループのスポーツデータビジネスを手掛けるデータスタジアム(東京都港区)と連携し、海外マーケットも見据えたスポーツ領域での新規ビジネス展開を目指すとしている。

 今回スポーツアナリティクス領域のプロダクトを共同で開発するPreferred Networksは、機械学習・深層学習技術による交通システム、製造業などで実績のあるスタートアップ企業。2014年設立とまだ若い企業ながら、国内外でテクノロジー関連のアワードを受賞するなど、世界的にも高く評価されている。

 今年は日本でラグビーワールドカップが、そして来年は東京五輪が開催される。スポーツに対する関心が高まる中、AI技術がスポーツにもたらす変化にも注目したい。(記事:Kei_T・記事一覧を見る

関連キーワードソフトバンクスタートアップ人工知能(AI)ディープラーニング(深層学習)博報堂

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