マツダ・CX-5ガソリンターボ2.5Lはスバル・フォレスター、XVのe-BOXERに対抗か?

2018年10月18日 11:13

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「SKYACTIV-G 2.5T」エンジン(画像: マツダの発表資料より)

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■CX-5ガソリンターボ2.5Lの注目は、低速トルク

 マツダが、国内では主力SUVとなるCX-5をマイナーチェンジした。2.5Lターボガソリンエンジンを加えてきた狙いは何か?これまでの2LガソリンNAエンジンと2.2Lディーゼルターボエンジンがあるが、2.5Lにターボを付けてガソリンエンジンを加えてきた狙いが、判然とは語られていない。

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 「SKYACTIV-G 2.5T」と名付けたこのエンジンは、最大トルク420Nmと、4Lガソリン・NAエンジン相当のトルクを示す。北米などでマツダ・CX-9に積まれていたものを、レギュラー仕様として国内マツダ・CX-5に装備してきた。その割には最高出力が230psであり、2.5Lターボガソリンエンジンなら300psは可能であろうが、最高馬力は低い。169kW(230PS)/4,250rpmで最高出力発生回転数は意外と低く、420N・m(42.8kgf・m)/2,000rpmで最高トルク発生回転数が極めて低いことを合わせて鑑みると、低回転での使用重視の考えであることが分かる。

■スバルのe-BOXERなどのモーターサポートに対抗

 国内では2.5Lガソリンターボエンジンを装備した車種はなく、それほどの高出力化が必要な車種ではあるまい。すると、これは、スバル・フォレスター、XVのe-BOXERのモーターサポートに対抗する狙いなのではないか?低速域でモーターのサポートを受けるメリットは大きく、特に、ラフロード走行性能にとって重要だ。もちろん街中走行でも乗りやすくなるのは目に見えており、さらには日常走行での燃費向上も見逃せない。

 これに対して、マツダは現在HVを持っておらず、現状では低速トルクを強化したターボエンジンは高速域を含めて性能を向上させることが出来るので、有効な手段であろう。トヨタ・ハリアー、日産・エクストレイルなどとの競合にも、大きなアドバンテージを持てる性能向上が望める。48V電動スーパーチャージャーなどの技術も始まってはいるが、マツダはエンジンそのものの工夫で乗り越えられる範疇に自信があるのであろう。

■「Well to Wheel」を掲げるマツダの技術開発に注目

 「G-ベクタリングコントロール プラス」のなど、マツダの技術は「特徴」があり、楽しみだ。「一括企画・設計」がサプライヤーチェーンの在り方も変えてきており、マツダの先進性を見るには、単にBEV(純電動車)を見るのではなく、「Well to Wheel」(油田からタイヤまで)を見通した狙いに注目すべきであろう。「順序生産・スウィング生産」などを可能にしてきているマツダの生産技術の考え方にも注目しよう。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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