NTTドコモ、読売テレビと共同で5G通信を使った映像伝送実験に成功

2018年10月7日 11:21

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システムの構成図。(画像: NTTドコモの発表資料より)

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 NTTドコモは4日、読売テレビと共同で行った5Gを使った映像伝送実験に成功したことを発表した。実験は読売テレビ本社にて行い、4Kカメラを使って撮影したリアルタイム映像を5G通信を使って伝送するという内容だ。この実験の成功により、5G通信技術の商用利用にまた一歩近づいた形だ。

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 今回の実験では、4Kカメラの映像を4Kモニター、スマートフォン、タブレットに配信し、5Gで使える映像サービスの品質の検証が行われた。検証したサービスは、「多視点視聴サービス」「高速ダウンロードサービス」「360度視聴サービス」の3つのサービスだ。

 多視点視聴サービスは、複数のカメラで様々な角度から撮影された映像を、自分で選んで好きな角度の映像を視聴できるサービスである。自分でデバイスを操作して任意の映像を選択することが可能だ。

 高速ダウンロードサービスは、5Gの高速通信を利用したサービスで、文字どおり映像コンテンツを短時間でダウンロードできるサービスである。5Gの高速ダウンロードを使えば、4K画質の30分映像をわずか数秒でダウンロードが可能だ。

 360度視聴サービスでは、映像の表示角度を任意の方向で視聴できる360度映像を視聴可能だ。これも自分でデバイスを操作することで任意の映像を観ることができる。

 NTTドコモでは2020年春を目処に5G通信を商用的に提供開始する予定だ。また、2019年9月には試験的なプレサービスを提供すると発表している。プレサービスまでわずか1年弱と時間がないが、今回の実験により計画は前進したと言っていいだろう。今後の5G通信技術の実用化に向けた動きに注目が集まっている。

■5G通信技術とは
 5Gとは「第5世代移動通信システム」の略称で、3G、4Gに続く次世代通信技術だ。10Gbpsの高速通信と低遅延化を低コスト低電力で行うことを目標とした技術で、IoTの発展により数十倍にもなると言われる通信トラフィックに対応するための技術として開発が進められている。

 5G通信により日常の通信コンテンツの利用だけでなく、自動車の自動運転や医療現場の遠隔操作、ドローンによる高画質映像の伝達などが可能になるなど、様々な分野のサービスから期待されている。(記事:風祭・記事一覧を見る

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