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楽天、「5G」の実証試験を初めて実施 ノキアと共同で
楽天グループの楽天モバイルネットワークと、ノキアソリューションズ&ネットワークスは、28GHz帯の第5世代移動通信方式(以下、5G)のOTA(over the air)実証実験を初めて実施し、4K動画や360度の3D-VR映像のライブストリーミング配信などが5Gに適用可能なことを確認した。この実証試験は、神奈川県川崎市のノキア川崎R&Dセンター内のシールドルームで、ノキアが保有するAir Scale基地局とインテル社製のモバイルトライアルプラットフォームを利用して6月から実施された。
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楽天モバイルネットワークは、本年4月に総務省から、第4世代携帯電話システム(4G)用周波数(1.7GHz帯)の特定基地局開設認定を受け、2019年10月から移動体通信事業者としてのサービス開始を目指している。そのため現在、ノキアほかの各種事業者と全国規模でのモバイルネットワークの設計と構築を進めている。
5Gによる高速大容量通信の実現は、今後のIoT化をはじめとする社会・産業の革新に必要不可欠となる。その5Gアプリケーションの性能は、セキュアな無線アクセスとクラウド技術で構築されるE2Eのネットワーク品質に依存するが、ノキアでは、既に次世代のネットワークアーキテクチャ「Future Xアーキテクチャ」およびオープン性を前提とするE2Eでの5Gネットワークの開発を進めている。
今後も両社は、楽天モバイルネットワークが構築中の4Gネットワークを5Gに進化させるシステム開発も併せて推進していくという。
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