日本エンタープライズの子会社、プロモートは画像比較ツール「SC2000」を開発

2018年8月24日 07:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、プロモート(本社:東京都渋谷区) は、スマートフォンの初期設定を実施するキッティング作業を支援する画像比較ツール「SC2000」を開発した。

日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、プロモート(本社:東京都渋谷区) は、スマートフォンの初期設定を実施するキッティング作業を支援する画像比較ツール「SC2000」を開発した。[写真拡大]

■スマートフォンの初期設定を実施するキッティング作業を支援

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、プロモート(本社:東京都渋谷区) は、スマートフォンの初期設定を実施するキッティング作業を支援する画像比較ツール「SC2000」を開発した。

 プロモートは、企業がスマートフォンやタブレット、PCなど端末の導入時に必要なアプリケーションのインストールや社内ネットワークへの接続などユーザがすぐに利用できる状態に初期設定を行うキッティング作業を支援するツールを開発している。

■スマートフォン等複数のデバイスをPCで同時にセッティング可能

 従来、キッティング作業は、1台1台手作業で設定対応を行うが、プロモートのキッティング作業支援ツール『Cer tino(セルティノ)』は、スマートフォン等複数のデバイスをPCで同時にセッティング可能で、「生産性」「正確性」の向上が実現できるツールとして、高い評価を得ている。

 スマートフォンを中心とした国内モバイル通信市場は、コンシューマ向けの成長が一段落する中、法人向け市場は「働き方改革」や「IoT」の普及を背景に、今後も成長が予想されている。例えば、2016年の3,824万台から2025年には9,350万台になると予想されていることから、企業におけるスマートフォン、タブレット、PCなどのIT機器の活用はますます拡大していくとともに、新しい端末への買い替え需要も含め、キッティング市場は今後大きく成長していくと見られている。

■目視チェック確認では限界のあったキッティング作業の品質を向上

 その様な状況の中で、新しく開発した『SC2000』は、キッティング作業が完了したスマートフォンのスクリーンショット画像と、正しく作業が完了した際の画像(マスター画像パーツ)を比較し、キッティング作業結果を判断する画像比較ツールである。出荷前に設定完了を確認することができ、作業員の目視チェック確認では限界のあったキッティング作業の品質向上を可能としている。

 このツールはAndroidとiOSの両OSに対応している他、「Smartphone Status Aggregator(SSA) 」のスクリーンショット取得機能と併用することで、作業スピードと効率化を図ることができ、作業工数の削減と品質向上の両方を実現する。その他にも画像比較ツールとして、デバッグ等検証業務でも実用が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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