マツダ、SUV「CX-8」がJNCAP「衝突安全性能評価」で最高得点

2018年6月4日 19:44

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

2017年度のJNCAP自動車アセスメントにおいて、「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を同年度の受験車中、最高得点で受賞したマツダ「CX-8」

2017年度のJNCAP自動車アセスメントにおいて、「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を同年度の受験車中、最高得点で受賞したマツダ「CX-8」[写真拡大]

 マツダの3列シートSUVとして人気が高い「マツダ CX-8」が、2017年度(平成29年度)のJNCAP(Japan New Car Assessment Program)自動車アセスメントにおいて、「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を受賞したと発表したと発表した。同車の得点は同年度の受験車中で最高得点だった。

【こちらも】少々ひねくれたCX-8評価 ミニバンに対して中途半端な居住性とラフロード走破性?

 「CX-8」は、同年度のJNCAP予防安全性能評価でも満点で最高ランク「ASV++」を獲得しており、事故リスク低減から衝突被害軽減まで、全領域における安全性能の高さが証明された恰好だ。

 JNCAPは、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が、安全な自動車の普及を促進する目的で、1995年度(平成7年度)より公表している自動車の安全性能評価。現在市販されている自動車の安全性能について衝突安全性能および予防安全性能の評価結果を公表している。

 なお、同自動車アセスメントでは、試験を受けたマツダ車のすべての新世代商品が、ファイブスター賞を受賞しており、「CX-8」のみならず、マツダ新世代商品群が、極めて高い衝突安全性能を持っていることが証明された。

 JNCAP自動車アセスメントにおける衝突安全性能評価では、衝突時の乗員保護や歩行者保護などの性能について5段階評価を行ない、その結果を「1☆」から「5☆」までの表示によって公表している。

 「CX-8」は、前方・側方・後方からの衝撃エネルギーを効率的に吸収・分散してキャビンの変形を抑制する軽量・高強度・安全ボディの「SKYACTIV-BODY」を採用し、基本骨格のストレート化、マルチロードパス構造、各部骨格の環状構造を基本とすることで、衝突安全性能を高めたモデルだ。

 また、歩行者との衝突を検知した瞬間にボンネット後端を持ち上げて、歩行者への衝撃を緩和する「アクティブボンネット」を「CX-8」全車で標準装備する。これに加えて、マツダの安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」にもとづいた予防安全技術にも注力し、あらゆる領域で最高の安全性能を追求した新型車だ。(編集担当:吉田恒)

■関連記事
マツダ、1931年10月から自動車生産開始。以来、86年7カ月で国内生産5000万台達成
マツダ、フラッグシップ「アテンザ」に大規模なマイナーチェンジ実施
国際的な「ZEV規制」、対応が遅れると日本車は市場からスピンアウトする?
マツダ、コンパクトSUVのCX-3を大幅マイナーチェンジして発売
トヨタ、米ミシシッピの工場で新たに1.7億米ドルを投資、生産ラインを刷新

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事