ジャガイモ、ニンジン、ハクサイの価格高騰 しばらく続く見通し

2017年3月12日 18:25

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記事提供元:エコノミックニュース

農林水産省は3月の野菜の生育状況及び価格見直しについて発表した。ジャガイモ、ニンジン、ハクサイなどの野菜価格高騰はしばらく続きそうだ

農林水産省は3月の野菜の生育状況及び価格見直しについて発表した。ジャガイモ、ニンジン、ハクサイなどの野菜価格高騰はしばらく続きそうだ[写真拡大]

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 農林水産省は2月28日に、3月の野菜の生育状況及び価格見直しについて発表した。ここ最近ジャガイモ、ニンジン、ハクサイなどの野菜価格が上昇。特にジャガイモに関しては昨年の倍ほどの値段に跳ね上がっているが、この高値は3月も続きそうだ。

 ニンジンは昨年8月下旬の台風によって生産シェア半数以上を占める千葉県で降水量が増加。欠株が発生し、2月の出荷総量も減少。後続の生産地である徳島県では生育が例年並みであるものの、3月も千葉県産のニンジンの出荷数が同様に少ない状況で、このまま高値が続く見通し。

 ハクサイは今年の2月に気温が低下し、需要が増加したため価格が上昇。3月度は2月の需要増加のため出荷を前倒した影響で出荷数量が平年を下回るため、引き続き価格は平年を上回ると思われる。

 ジャガイモに関しては主産地である北海道の不作が影響している。6月の長雨や8月の台風の影響により、成長が抑制されて小玉のものが多く、在庫数量が平年を下回っていることが価格高騰の要因だ。この傾向は3月も続くと考えられている。

 一方、現在高値で推移しているキャベツは鹿児島県での不作が要因だ。10月以降雨天や曇天が多く、発育が十分になされず小玉傾向となって、契約数量を満たすために12月~1月に出荷が前倒し。そのため2月の出荷数量が減少した。国内シェアの半数以上を占める愛知県産のキャベツは平年並みの生育状況だが、鹿児島産のキャベツ不足補うため一時的に市場全体で価格が高騰した。鹿児島県産のキャベツは3月後半以降から平年並みの出荷量にもどるため、3月後半には価格も例年並みに戻る見込みだ。

 その他、ダイコンやキュウリ、ナス、タマネギといった野菜は例年並みの価格で推移している。

 野菜価格の変動は家計に直結する。農林水産省では毎月主産地、卸売会社、中間事業者から聞き取りを行なって、こうした生産量と価格の見通しを発表しているので、注目してみると良いかもしれない。(編集担当:久保田雄城)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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