関連記事
太陽光発電は石炭火力の2倍以上の雇用を米国で生み出している
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 米国では2016年、太陽光発電産業に従事する労働者数が25%増加し、26万人超となった。非営利団体のソーラー財団が7日発表した報告書によれば、太陽光発電産業の従事者は全米50州中44州で増加。カリフォルニア州では10万人以上を雇用し、全体の38%を占めた。同州では昨年、太陽光発電関連の雇用が32%伸びたという(VOX、Reuters、Slashdot)。
同財団は「太陽光発電は石炭火力の2倍以上、風力発電の3倍、原子力発電の5倍近い労働者を雇用している。太陽よりも雇用が多いのは石油火力発電だけだ」としている。もっとも太陽と石炭を比較するのは不公平だという指摘もある。太陽光発電は石炭と異なり、成長中の市場だからだ。
太陽光発電にかかるコストの大部分は設置時に集中している。平均賃金は1時間当たり25.96ドルだという。このため、太陽光発電による雇用は永続的なものとはいえないと見られている。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 電力 | アメリカ合衆国
関連ストーリー:
豪州電力危機、電力取引市場価格150倍へ高騰 2016年11月18日
太陽光パネルの需要激減、関連業界に打撃 2016年09月06日
太陽光発電施設の急増によりトラブルも急増 2016年04月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 大雪等による太陽電池モジュール破損、4年間で約7.5万世帯分の発電出力に 2/19 17:59
- 使用済みの太陽光パネルのゴミ排出量、2035年ごろにピーク迎える 4/22 18:38
- 国内の温室効果ガス、5年連続で減少 再生可能エネルギーの利用が進む 4/27 09:00
- 再生可能エネルギー発電、太陽光は縮小傾向 風力や水力が拡大 8/ 8 09:04
- 経産省、太陽光電力全量・固定価格買い取り制度の終了を検討 6/14 21:03