ソフトバンク、ドローンの飛行支援サービス「SORAPASS」開始

2017年2月10日 18:55

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飛行禁止・危険区域等の地図公開のイメージ(ソフトバンクC&Sの発表資料より)

飛行禁止・危険区域等の地図公開のイメージ(ソフトバンクC&Sの発表資料より) [写真拡大]

 ソフトバンク コマース&サービスは10日、ブルーイノベーションと協業し、ドローン利用者向けの情報やサービスを提供するプラットフォーム「SORAPASS」(ソラパス)を提供すると発表した。

 「SORAPASS」は、ドローン利用にあたっての課題解決をサポートするサービスを一元的に提供するプラットフォームとして、飛行可能区域や風速・気象情報の提供、操縦者や機体情報の管理、国土交通省への飛行申請の代行などを行う。2015年12月に施行された改正航空法により、ドローンは、人口集中地区や空港周辺等での飛行が制限されており、法規制による飛行許可申請が必要な空域等の把握や、安全な飛行技術・知識の習得など、運用面での課題が顕在化していた。

 SORAPASSでは、人口集中地区(DID)、空港周辺等の法律で定められた飛行禁止区域に加え、発電所や自衛隊基地、石油コンビナート等の危険区域をゼンリンの地図上で提供。情報管理では、操縦者の飛行知識・経験等の技能情報や、国土交通省等への飛行許可申請に必要なドローンの機体情報を、入力・管理できる。フライトプランの策定に役立つ3次元地図も表示できる。

 販売は、シリアル番号の発行形式となっており、料金は「スタンダードプラン」(同時利用10ID)が23万7,600円(1年間)、「ライトプラン」(同時利用1ID)が5万9,760円(1年間)、「飛行申請代行サービス」が15万円(1件)(いずれも税抜き)となっている。

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