SMSで本人承認からネット決済まで連動するクラウドサービス

2017年2月9日 09:26

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NTTデータ スマートソーシング(NTTデータ スマートソーシングの発表資料より)

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 NTTデータ スマートソーシングは8日、SMS(ショートメッセージサービス)の送信から本人認証およびネット決済との連動までをシームレスに実現する「SMS Payments(SMSペイメント)」サービスの提供を開始した。

 SMSペイメントは、企業が消費者にSMSを送信してWebに誘導し本人認証をした上で重要なメッセージを表示したり決済システムと連動するクラウドサービス。SMSは、携帯電話番号のみでメッセージを送信できるため通信キャリア変更による影響を受けにくく到着率高いことに加え、開封率も高く、着信先がスマホ等の個人を特定しやすいデバイスでもあることなどから、顧客接点の有力な手段として企業の注目を集めていた。

 利用企業は、Web上での管理画面でメッセージ文言の設定や送信先CSVファイルのアップロードなどができ、送信するSMSメッセージにはURLが自動で挿入できる。誘導したWebページの自動生成とパスワード等による本人認証、外部の決済代行サイトとのシームレスな連動などの機能も提供する。

 今後は、銀行、クレジットカード会社および消費者金融等の金融機関を中心にSMSペイメントを展開し、2019年度までに20社を超える受注を目指す。

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