ファミマ、チョコレートケーキの王様「ザッハトルテ」を6日より発売

2016年12月5日 17:07

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ファミリーマートのザッハトルテ。(写真:ファミリーマート社発表資料より)

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 ファミリーマートは、ベネズエラ産の高品質カカオを用いたチョコレートケーキ「ザッハトルテ」を、6日から全国(北海道、宮崎、鹿児島、沖縄を除く)のファミリーマート・サークルK・サンクスで販売する。価格は270円(税込)。ザッハトルテは、オーストリア帝国の外相メッテルニヒに仕えた料理人フランツ・ザッハーが1832年に考案したとされ、今もウィーンを代表する銘菓で、チョコレートケーキの王様とも呼ばれている。

 ザッハトルテはシンプルなケーキである。チョコレートを混ぜた生地を焼き、アンズのジャムを塗り、溶かしチョコレートでコーティングする。基本的にはただこれだけだ(デメルなどでは、これに砂糖を入れない生クリームを添えて供する)。古典的であり、王道を行っている。誕生から二世紀を経てなお、王と呼ばれる所以である。

 ファミリーマートは、ベネズエラのカカオを使用した香り豊かなチョコレートを低温から専用の釜でゆっくりと溶かすことでなめらかな食感を生み出し、蒸し焼きにした生地にチョコレートムースを重ね、「チョコレートが美味しいファミリーマート」に相応しい自信作を生み出したという。

 ところで何故ベネズエラのカカオは高品質と言われるのだろうか。それは、品種に秘密がある。カカオの品種には、主にフォラステロ種とクリオロ種がある。クリオロはコロンブス到来以前から栽培されていた古い品種で、フォラステロはその改良種である。ではベネズエラのカカオはそのフォラステロなのか。実は違う。逆である。ベネズエラは、クリオロ種のカカオの一大産地として知られる。

 簡単に説明しよう。カカオはそもそも栽培が難しい。フォラステロは、味を犠牲にする代わりに栽培を容易にした品種で、世界のカカオ栽培の9割ほどを占める。クリオロは昔ながらの栽培の難しい品種であるが、現代では生産量が少ないことから稀少で、苦みが少なく味や香りにも優れることから、世界の名だたるパティシエ・ショコラティエたちに愛用されているのだ。

 ファミリーマートが今回発売する「ザッハトルテ」は、この「王様のカカオ」とも呼ばれる呼ばれるベネズエラ産カカオをチョコレートに使用し、原料もこだわった一品だ。見た目も全面をコーティングしてツヤ感をだし、高級さを演出している。(藤沢文太)

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