セブンとローソン、「銀聯カード」決済に対応　中国の大型連休に合わせ

　セブン＆アイ・ホールディングスは16日、中国で普及しているクレジット/デビッドカード「銀聯カード」をセブン‐イレブンとイトーヨーカドー全店の決済に使えるようにすると発表した。ローソンも同日、ナチュラルローソンとローソンストア100を含むローソン全店で銀聯カードの決済に対応すると発表した。10月1日からの中国の大型連休「国慶節」に合わせて、訪日旅行客の需要取り込みを図る。

　セブン‐イレブン（銀聯クレジットカード対応のみ）は10月1日、イトーヨーカドー（銀聯デビットカードは対応済み、銀聯クレジットカードに新たに対応）は9月29日に利用可能となる。

　ローソンは、9月24日に銀聯クレジットカードの決済に対応し、新型ATMの導入を完了している約1,000店舗では、9月28日に銀聯のクレジットカードとデビットカードで日本円の引き出しに対応する。